大阪市東成区（大阪府）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

大阪市東成区は、大阪市の東端にある区。モノづくりの街として有名な東大阪市と隣接しています。面積は約4.54k㎡と、大阪市内24区のうち2番目に小さい区で、人口約8万6,000人が住んでいます。

区内にある駅は、大阪メトロ中央線・今里筋線・千日前線が乗り入れる4駅です。近隣の大阪市生野区にある鶴橋駅や今里駅まで移動すれば、JR環状線や近鉄線も問題なく利用できます。区内を走るバスは、大阪シティバスが区内17ヵ所をつないで運行中。その他、国道308号線や阪神高速13号東大阪線、今里筋などの幹線・高速道路を利用すれば、区内外へのアクセスも容易です。心斎橋、難波、梅田など大阪市内主要部へのアクセスにも便利な立地なので、不便さは感じないでしょう。

大阪市東成区の14歳以下の子どもの人口は約8,400人で、区内総人口の約9.7％を占めています。区内にある教育施設の数は、幼稚園が7園、小学校が11校、中学校が4校です。

東成区を含めた大阪市の子育て支援制度では、こども医療費助成制度によって、18歳まで医療費の自己負担分が軽減されます。ただし12歳から18歳までの助成に関しては、所得制限があるため事前に確認しましょう。その他ユニークな制度としては、塾代助成事業が挙げられます。一定の条件に当てはまる場合、学習塾や家庭教師、スポーツ教室など学校外教育にかかる費用について、毎月1万円まで助成するというものです。また、一人親に対する支援も充実しています。ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金や、養育費に関する公正証書等作成促進補助金、ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金など、子どもと自身の生活を守ったり、キャリアアップに努めたりするための補助金が多いのが特徴的。

主な子育て支援施設としては、東成子育て支援センター(おひさまひろば)と東成区子ども・子育てプラザがあります。東成子育て支援センター(おひさまひろば)は東成区役所の2階にあるため、区役所での用事ついでに立ち寄るのも便利です。親子で遊べるのはもちろん、親子教室や食育講座なども利用できます。また、 東成区子ども・子育てプラザでは子育てサークルやサロンの情報提供、クラブ活動、自然体験などのイベントを定期的に開催。世代間交流事業を通じて普段はできない経験をすることも可能です。小学生が利用できる東成かわせみ学童保育所も新深江駅と今里駅の間にあるため、仕事と育児の両立に役立てましょう。

大阪市東成区には、子どもと暮らすために必要な施設が揃っています。区内には寺口小児科クリニックや大野医院、玉造こどもクリニックなどの医療施設が揃っているため、子どもが体調を崩したときに相談しましょう。東成図書館や東成区子ども・子育てプラザ、大阪市立東成スポーツセンターなど、子どもと利用したい公共施設も充実。大阪市立東成スポーツセンターでは、キッズチア、キッズバレエ、テニス、フットサルなど子ども向けの教室を多数開催しています。また東成図書館では、おはなしの会という名前で定期的に絵本の読み聞かせや紙芝居の上演をおこなっているので、予定を合わせて足を運んでみましょう。休日は家族で天然温泉延羽の湯鶴橋や、南深江公園、大今里ふれあい公園などに出かけるのもおすすめです。

日常的な買い物も区内で十分間に合います。イズミヤ深江橋店やライフ今里店、スーパー玉出玉造店は、地元住民が生活用品を買い求めるのによく利用しています。また、ビエラタウン玉造やMEGAドン・キホーテ深江橋店、マツヤデンキ新道店などの商業施設も利用可能。東成区は大阪市内でも歴史があるエリアで、昔から住む地域住民も多いため、比較的落ち着いた暮らしができるのが魅力的。一方で、難波、心斎橋、梅田などの中心部にも出やすい便利な立地です。落ち着きのある雰囲気と利便性の高さを兼ね備えた、住みやすいエリアといえるでしょう。

東成区は面積の大きい区ではありませんが、賃貸物件が充実しています。ファミリーにとっての住みやすさを重視するなら、大阪メトロ中央線が利用できる緑橋・深江橋エリアが便利です。本町から御堂筋線に乗り換えれば難波、心斎橋、梅田などの主要ターミナル駅にアクセスできます。また、ファミリー層に人気の海遊館などのレジャースポットがある大阪港にも、大阪メトロ中央線を使えば乗り換えなしで移動可能。 なお東成区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKが7.78万円程度、2LDK・3K・3DKが10.17万円程度、3LDK・4K以上が10.5万円程度となっています。築年数が経っていても状態の良い物件であれば家賃を抑えつつ快適に暮らせるので、複数の物件に実際に足を運んでから決めると良いでしょう。