横浜市泉区（神奈川県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

泉区は横浜市の南西部に位置し、戸塚区や瀬谷区、藤沢市などに囲まれた行政区です。人口は約15万1,000人、面積は横浜市18区内で10番目の広さの23.58k㎡。区内には境川、阿久和川、和泉川、宇田川の4つの川が通っていることから、かつては水田の多い農村地帯として栄え、現在でも街のなかに自然が多く残っています。横浜市という大きな街にもかかわらず、静かな環境のなかでのびのびとした暮らしを実現できるのが泉区の魅力です。

区内を通る鉄道路線は、相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄ブルーラインの2つ。横浜市内での移動はもちろん、都心の主要駅へのアクセスも良好です。2023年3月には相鉄・東急直通線の開業も予定されており、今後ますます交通の利便性が良くなることが期待されています。また、神奈川県道22号横浜伊勢原線や神奈川県道401号瀬谷柏尾線など、幹線道路も整備されています。さらに神奈中バス、相鉄バス、天台観光バスが鉄道路線を利用しづらいエリアをカバーしているので、マイカーがなくても移動手段に困らないでしょう。

横浜市泉区に住む15歳未満の子どもは約1万7,000人で、区全体の人口の約11%にあたります。区内にある教育施設は、幼稚園5園、小学校16校、中学校7校と充実。

横浜市泉区が独自におこなっている子育て支援制度には、泉区地域子育て支援拠点・すきっぷや、放課後キッズクラブなどがあります。すきっぷは子育ての悩みを相談したり、親子で一緒に遊んだりできる空間を提供する支援制度です。妊婦体験や赤ちゃんのお世話体験といったさまざまなイベントが頻繁に開催されているので、子育て中はもちろん子育て準備にも役立つでしょう。放課後キッズクラブは小学校施設を利用し、子どもが安全に過ごせる放課後の居場所を提供する支援制度です。区内16ヵ所の小学校に設置されており、主に両親が共働きの子どもをサポートする支援制度として機能しています。その他、生後4ヵ月までの赤ちゃんがいる家庭を対象とした訪問事業、こんにちは赤ちゃん訪問・母子訪問も子育ての支えとなるでしょう。

大人と子どもが一緒に楽しめる施設としては、下飯田駅の近くにある境川遊水地公園がおすすめ。広大な敷地内には少年野球場や多目的グラウンド、テニスコートがあるほか、水辺ではさまざまな生物を観察できるので、飽きることなく楽しめるでしょう。また、いちご狩り農園として知られるゆめが丘農園や、夏にはプールが開放されるしらゆり公園なども、多様な遊びを体験できるスポットとして人気です。充実した子育て支援制度に加え、横浜市の中心地や東京都心にアクセスしやすい好立地ながらも、開放感のある子育てスポットが多い点が泉区の魅力といえるでしょう。

横浜市泉区には、イトーヨーカドー立場店やそうてつローゼン山手台店、Aコープ中田店など、さまざまな特徴を持つスーパーが複数立地しています。なかでもイトーヨーカドー立場店は立場駅のすぐそばにあるため、普段の買い物はもちろん休日のショッピングにも便利です。家具や家電などの大きな買い物が必要な場合には、ホームセンターのカインズ横浜いずみ野店、家電量販店のヤマダ電機テックランド横浜泉店といった大型商業施設が便利。2024年春には、相鉄グループが手がける大型商業施設がゆめが丘駅前にオープンする計画もあり、買い物環境が充実しています。

また、小児医療に特化した診療所や複数の診療科を有する総合病院として、はっとり小児科やふくだ小児クリニック、国際親善総合病院などがあります。地域の二次救急拠点病院としての役割を持つ国際親善総合病院は、24時間365日の救急医療を受け付けているので、急な体調の変化に見舞われた場合も安心です。

買い物施設と医療施設だけでなく、しらゆり公園や神奈川県立境川遊水地公園、葛の湯などの日々の疲れを癒す施設・スポットも多く見られます。その他、泉図書館や泉区民文化センターテアトルフォンテ、泉区地域子育て支援拠点すきっぷなどの公共施設も子育てに役立つでしょう。横浜市泉区は自然豊かな住宅街として人気があるため、ファミリー向けの施設とスポットが充実しています。

泉区では、弥生台・立場エリアがファミリー層に人気です。いずれも閑静な住宅街が広がる落ち着いた雰囲気で、人の多さや騒音に悩まされることなく子育てに集中できるでしょう。弥生台駅からは相鉄いずみ野線、立場駅からは横浜市営地下鉄ブルーラインをそれぞれ利用できるので、横浜市内や東京都心へのアクセスも良好。 横浜市泉区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは7万円程度、2LDK・3K・3DKは8.12万円程度、3LDK・4K以上は12万円程度となっています。家賃相場はあくまでも目安なので、物件を探す際は実際に足を運んで相場感を確認してください。利用できる路線が多いエリアや買い物環境・医療環境が充実しているエリアほど、家賃相場は高くなる傾向にあります。