熊本市中央区（熊本県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

熊本市の中心に位置する中央区は、人口約17万7,000人、面積25.45平方キロメートルの地域です。北区、南区、東区、西区に囲まれ、県庁や市役所もあることから熊本県の行政の中心でもあります。

中央区内の鉄道はJR豊肥本線や市電の各路線が通り、市内外へのアクセスも便利です。区内はバス路線が網羅しているほか、国道などの主要道路も張り巡らされているため、移動しやすい環境が整っています。

熊本城のある中央区は、城下町を中心に市街地が発展してきました。現在も多くの企業や商業施設、人が集まる地域ですが、都会的な風景の中にも緑豊かな公園や清らかな河川・湧水も見られます。歴史的スポットも多く残されていることから、熊本の伝統や文化と近代的な建物が共存する、魅力の多い地域です。

中央区で15歳未満の子どもの人口は、約21,000人で総人口の約12％を占めています。区内の教育機関は、幼稚園が17園、小学校17校、中学校が11校です。

中央区では、熊本市がおこなうさまざまな子育て支援が受けられます。例えば「こんにちは赤ちゃん事業」では、生後4ヵ月までの乳児がいる家庭を助産師や保健師が訪問(または電話)し、子育てに関する相談対応やアドバイス、子育て支援情報の提供をしてくれます。

「ファミリー・サポート・センター」は、子育てをサポートしたい有志の方と援助を受けたい方をマッチングし、有償で子育てのサポートをしてもらえる制度です。さらに「幼児教育・保育の無償化」は、3歳から5歳までの子ども(住民税非課税世帯は0歳から2歳も対象)にかかる保育料が無償となるため、家計の助けにもなるでしょう。中央区では、妊娠前から出産・産後まで子育てのステージに合わせて多くの支援制度が用意されています。

たくさんの人が集まる中央区では、子育て施設も充実していることが魅力です。特に、親子で遊べる広場やプレイルーム、談話室、多目的ホールなど幅広い用途で利用できる「子ども文化会館」、図書室や遊戯室で自由にのびのびと過ごせる「西原公園児童館」、子育て中の親子が気軽に集まり交流できる「夢もやい館」がおすすめです。

中央区は県内屈指の利便性の高さから、買い物に困ることはありません。食品や日用品は、ゆめマート、マックスバリュ・イオン、イワサキエースなどの大手が多店舗展開しており、休日のショッピングならCOCOSA、サクラマチクマモト、グランパレッタ熊本、上通アーケード、鶴屋百貨店など大きなショッピングモールも点在しています。

主な医療機関は熊本医療センター、杉村病院、高野病院、龍田病院、九州記念病院です。病床数が多い総合病院がいくつもある一方、小島内科小児科医院、みらい小児科クリニック、駒木小児科クリニックなど小児科医がいるクリニックも多いため、信頼できるかかりつけ医を見つけられるでしょう。

新聞博物館、熊本市現代美術館、熊本県伝統工芸館、熊本県伝統工芸館、熊本県立美術館(本館)、熊本博物館などの公共施設では、子どもの好奇心を刺激しながら楽しく学べます。

さらに、熊本城、くまモンビレッジ、水前寺成趣園、立田自然公園、古城堀端公園といった名所も数多くあり、レジャーやスポーツが気軽に楽しめることも中央区の魅力です。

繁華街のある中央区では、にぎやかなエリアから少し離れた水前寺エリアや南熊本・平成エリアが子育て世帯におすすめです。 中央区の南東側、JR水前寺駅前につながる水前寺エリアは、駅周辺には飲食店やスーパーマーケット、マンションが集まっていますが、少し離れれば住宅地が広がり、図書館も近くにあります。熊本藩主・細川家ゆかりの趣ある庭園「水前寺公園」が徒歩圏内にあり、JR路線を使えば約12分で熊本駅(西区)へ行けるアクセスの良さも特徴です。 JR豊肥本線で隣同士の南熊本・平成駅は、熊本駅から5分程度の距離にある利便性の高い地域でありながら、駅周辺でも低層マンションや戸建て物件が多く、閑静な環境で過ごせます。熊本駅や車で行けるショッピングスポットなどに近い場所で、できるだけ静かに暮らしたい方におすすめです。幹線道路も通っているため、自動車での移動が多い方にも便利なエリアといえます。 中央区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKが5.89万円、2LDK・3K・3LDKが7.78万円、3LDK・4K以上が9.5万円です。 中央区は熊本市の5つの区のなかで最も小さな区でありながら、ショッピングから学び、レジャーまでさまざまな施設が集中しています。利便性の高さと自然豊かな環境の両方を重視したい方におすすめの地域です。