新潟市南区（新潟県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

新潟市南区の人口は約4万3,000人と市内8区のなかで最も少なく、面積は約100.91k㎡と市内では3番目に広いエリアです。新潟市の南側に位置しており、新潟市秋葉区・江南区・西区・西蒲区および燕市、三条市、加茂市、南蒲原郡田上町に隣接。南区は信濃川と中ノ口川に挟まれ、広大な平野を形成しています。

南区の交通網はバス路線が充実している点が特徴です。鉄道路線の乗り入れはなく、かわりに複数の路線バスが運行し、地域住民の足となっています。主に区バスや住民バスが区内での移動を担い、新潟交通バスが運行する路線バスが区外との行き来を担っています。ほかにも、国道8号・460号や県道41号・127号・220号・325号などの幹線道路が充実しているため、車を利用した区内外の移動もスムーズにできるでしょう。鉄道や高速道路が通っていない南区ですが、利便性を損なわないような工夫がおこなわれているため、快適な交通アクセスといえます。

新潟市南区に住む15歳未満の子どもの人口は約5,000人で、南区民全体の人口の約11.6%にあたります。区内にある教育施設は小学校が11校、中学校が6校です。

新潟市では、子育て支援制度が拡充されています。出産育児一時金では出生児一人につき42万円が支給。また、高校生までが対象となっているこども医療費助成制度では、一時負担金が医療機関ごとに入院で1日1,200円、通院で月4回まで1日530円のみの負担で利用できます。さらに、調剤薬局では全額助成をしてくれるため、安心して子どもを病院に通わせられるでしょう。ほかにも、所得が一定水準に満たない家庭には児童手当も支給されるなど、幅広い経済的支援が実施されています。出産期の支援制度も拡充されており、経済的な理由から病院での出産ができない方に向けた、助産施設の設置や家族内で十分にサポートを受けられない方向けに産後ケア事業もあるため、安心して子育てできるでしょう。

また、新潟市では子育て世帯への育児支援が目的の地域子育て支援センターを設置しており、南区には4ヵ所あります。施設や曜日によって対象年齢が異なりますが、同じ世代の子どもを持つ方との関係作りの場や情報交換、悩み事の相談に利用できます。また、認可保育園や認定こども園はもちろんのこと、小学生を預けられる放課後児童クラブ(ひまわりクラブ)や民設の放課後児童クラブもあるため、仕事と育児の両立も可能です。困ったことがあれば、乳幼児の育児相談や妊娠・子育てほっとステーション・子育てなんでも相談センターきらきらなどの相談窓口も多数用意されているので、活用しましょう。

加えて、新潟市では新潟市子ども条例が2022年に施行されました。子どもが豊かに成長できるように、安心して生きる権利、自分らしく生きる権利、豊かに生き・育つ権利、身近な大人との受容的な関係をつくる権利、社会に参加する権利の5つを子どもの大切な権利とし、社会で協力して子どもの権利を守っていくことが定められています。

南区には、リオン・ドール白根北店や食良品館白根バイパス店、ウオエイ白根国道店などスーパーが多数揃っています。また、イオン白根店やケーズデンキ白根店、白根カイトタウンなどの大型の買い物施設もあり、買い物に便利な生活を実現できるでしょう。医療機関も充実しています。かさはらクリニックやみと小児科クリニックなど、小児科をメインとしたクリニックが多くあるほか、新潟白根総合病院などの大きな病院も複数あるため、緊急時にもすぐに対処してもらえるでしょう。

子どもが楽しめる公共施設も多く、白根図書館や味方児童館、曽我・平澤記念館など、遊びや学びに役立ちます。子どもだけでなく、親子での利用にも良いでしょう。ほかにも、すべり台や複合遊具があり、バーベキューもできるやすらぎの森公園や、農業体験施設の新潟市アグリパーク、からくり人形の展示が見られる越後大郷からくり館など、親子で楽しめるスポットがたくさんあります。新潟市南区には子育て世帯が利用しやすい施設やスポットが充実しており、子育てをするのに適した環境といえるでしょう。

ファミリー層には白根エリアがおすすめです。スーパーやショッピングモール、大型家電店が歩いていける距離にあるため、マイカーを所持していなくても暮らしに困りません。また、南区の主な交通網である路線バスが白根エリアを中心として運行しているため、どこへ移動するにも便利な環境です。エリア内には南区役所や児童センターなど、生活に必要な施設も集まっているため、シングルはもちろん、ファミリー層も安心して暮らせるでしょう。 新潟市南区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKが4.9万円程度、2LDK・3K・3DKが5.68万円程度、3LDK・4K以上が5.05万円程度となっています。家賃相場はエリアや物件によって差があるので、現地に足を運び、実際に周辺環境や物件を確認して相場感をつかむようにしましょう。