さいたま市浦和区（埼玉県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

さいたま市浦和区は、埼玉県さいたま市10区の一つです。中央部よりやや南側に位置し、旧浦和市エリアの一部が該当します。人口は約16万8,000人、面積は約11.51k㎡と決して大きな区ではありません。しかし、埼玉りそな銀行など大企業の本支店や埼玉県庁も浦和区にあるなど、さいたま市内はもちろん県内の行政・経済の中心地といえる場所です。

浦和区に乗り入れているのは、JR京浜東北線、東北本線、高崎線、湘南新宿ラインの4路線です。ただし、近隣の大宮駅や南浦和駅、武蔵浦和駅などに移動すれば、さらに複数の路線に乗り継げるので、東京・千葉方面にもスムーズに移動できるでしょう。区内外へのアクセスに便利な路線バスは、東武バスや国際興業バスなどが運行しており、主要道路は国道463号線・17号など。さいたま市浦和区は、閑静な住宅街と交通アクセスの良さが合わさった住みやすい街といえるでしょう。

さいたま市浦和区における14歳以下の子どもの人口は、約2万3,000人です。これは、さいたま市浦和区の人口の約14％にあたります。教育施設は幼稚園12園、小学校13校、中学校5校です。

浦和区を含めたさいたま市では、さまざまな子育て支援制度を設けています。一定の条件を満たすのであれば、子育てヘルパー派遣事業を利用して家事援助や育児援助が受けられます。また、子育て支援を受けたい市民と援助したい市民をマッチングする、さいたまファミリー・サポート・センター事業も実施。その他、子育て支援医療費助成制度は0歳から中学校卒業までの子どもであれば、医療費(保険診療分)の自己負担分は免除される仕組みです。

子育てに役立つ支援施設も浦和区内を含めた市内各所に点在しています。3歳未満の子どもと保護者の遊び・交流の場であるのびのびルームは、浦和区では上木崎・針ヶ谷・本太・常盤・北浦和の5ヵ所。子育て支援センターうらわは浦和駅のすぐそばにあるため、電車でのアクセスも抜群です。また、さいたま市子ども家庭総合センターあいぱれっとでは、子どもに関連した相談をおこなえるうえに、常設の冒険はらっぱプレイパークでも遊べます。

浦和区は子育て支援制度・施設が充実しているだけでなく、県立浦和高校や市立浦和高校など県内でもトップクラスの高校がある文教地区であるため、住みやすく子育て世帯に人気のおすすめエリアといえるでしょう。

さいたま市自体が政令指定都市であるうえに、浦和区はその中心であることからとても栄えており、生活に必要なものは一通り揃えられるでしょう。浦和区内にはフレッシュ市場マルフク浦和東口店や、スーパーストアはまのや、ヤオコー浦和パルコ店など多様なスーパーがあります。浦和駅前にある伊勢丹浦和店、浦和PARCO、浦和コルソも回れば衣類や家電製品も揃うでしょう。また、病院やクリニックも多数あります。すずき小児科やコアラ小児科アレルギー科、井原小児科医院などが代表的で、万が一の病気やケガの際も安心です。

さらに、絵本の読み聞かせや手遊びなどが定期的に開催される中央図書館や、芸術を楽しむだけでなく地域住民の憩いの場として親しまれている埼玉県立近代美術館などもあります。子育ての疑問や悩みは、さいたま市子育て支援センターうらわに相談すると良いでしょう。

お出かけスポットも充実。さいたま市青少年宇宙科学館は駅から離れていますが、リーズナブルな値段でプラネタリウムが楽しめる施設です。浦和駅近辺にも調公園や円蔵寺など、気軽に足を運べるお散歩スポットがあります。行き交う人も多く便利な生活が送れる一方で、駅から少し離れれば静かな街が広がっているのが浦和区の特徴です。

さいたま市浦和区は、埼玉県内でも比較的犯罪発生率が低いエリアです。また、さいたま市役所や埼玉県庁があるのも浦和区であり、県内の行政・経済の中心地として栄えています。そのため、ファミリーにとっても住みやすい街といえるでしょう。特に北浦和駅周辺エリアは、北浦和公園を中心とした閑静な街並みであるため、自然豊かで過ごしやすい環境になっています。駅周辺の商店街を抜けると住宅街が広がっており、治安は良好。賃貸住宅も豊富にあるため、希望に合った家が見つかるでしょう。 なお、さいたま市浦和区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは9.61万円程度、2LDK・3K・3DKは10.95万円程度、3LDK・4K以上は16.58万円程度です。さいたま市のほかのエリアに比べると高めの家賃相場ですが、立地条件や築年数によって相場が変わるため、物件探しの際は現地へ足を運び相場感をつかむと良いでしょう。