神戸市西区（兵庫県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

神戸市西区の人口は約23万5,000人。神戸市の西端に位置しており、隣接するのは神戸市垂水区・須磨区・北区および明石市、三木市、加古郡稲美町です。面積は約138.01k㎡で、神戸市のなかでは北区に次いで2位の広さを誇ります。

区内では市営地下鉄西神・山手線と神戸電鉄粟生線の2路線を利用可能。市営地下鉄西神・山手線は西神中央駅と神戸の中心地・三宮駅をつなげる路線で、西神中央駅から三宮駅までは30分前後でアクセスできます。また、神戸市営バスや山陽バス、神姫バスなどのバス路線が電車で移動しづらい区内各地を結んでいます。ほかにも、山陽自動車道や第二神明道路、国道175号線などの高速・幹線道路が利用可能です。

西区は神戸きっての桜の名所・西神中央公園があるなど、自然豊かなエリアでもあります。そのため、都心よりも自然が豊かな場所で子育てをしたい方におすすめです。

神戸市西区の0歳から14歳までの子どもの人口は、約2万9,000人です。総人口が約23万5,000人なので、区全体の人口の約12.3%を占めています。区内の教育施設は幼稚園が18園、小学校が29校、中学校が14校です。

西区を含めた神戸市は、子育て支援が充実していることでも有名です。まず、神戸市外から市域北西部(兵庫・北・長田・須磨・垂水・西の6区)の賃貸住宅に引っ越す場合、住み替えに要する費用として最大25万円が補助されるこうべぐらし応援補助金・住みかえーるという制度があります。ほかにも、住宅を購入する場合や親・子世帯が近居・同居する場合など、それぞれの要件を満たせば各費用の補助を受けられる制度です。また、賃貸住宅に住んでいる場合、すくすくジュニア支援が利用できます。中学生以下の子どもと同居している世帯に対し、家賃の一部として毎月1万円または5,000円を支援する制度です。

休日のお出かけに活用したいのが、エコファミリー制度。土日祝日や夏休み期間中、年末年始であれば、市バス全線および市営地下鉄全線の料金が無料になります。同伴する大人一人につき子ども2人まで無料なので、気軽に移動してお出かけを楽しめるでしょう。その他、神戸市の児童館の数が政令指定都市中第2位の多さであるのも魅力の一つ。西区だけでも秋葉台児童館や春日台児童館をはじめとした児童館が19あるので、家の近くの児童館を選んで通えるでしょう。特に学園都市駅からほど近い太山寺児童館では、さまざまな乳幼児親子プログラムや学童保育クラブなど、子育て支援の事業を運営しています。

その他にも神戸市にはさまざまな子育て支援施策が設けられており、自身の状況に合わせて利用できます。情報をまとめたポータルサイトや小冊子も用意されているので、上手に活用しましょう。

神戸市西区は、三宮などの中心部に比べると自然が豊かでのどかなエリアですが、生活に必要な商店や医療・公共施設、その他のお出かけスポットは一通り揃っています。日常的な買い物は万代西神中央店やマルナカ伊川谷店、イオンフードスタイル西神中央店がおすすめ。またキャンパススクェア、セリオ、プレンティなどの大型商業施設で休日の買い物も楽しめるでしょう。子どもが体調を崩した際の主要な小児科としては、ゆたかこどもクリニック、そうまこどもクリニック、あんどうキッズクリニックなどがあります。自宅の近くにかかりつけを持っておくと何かと便利です。

その他、神戸市立西図書館や埋蔵文化財センターは蔵書や展示物が充実しているので、大人が見ても楽しめます。伊川谷児童館をはじめとした児童館は、放課後の過ごし方としてもおすすめです。その他、休日には家族で井吹台谷口公園や雌岡山、わくわくファクトリーグリコピア神戸で過ごすのも良いでしょう。わくわくファクトリーグリコピア神戸では、プリッツなどグリコのお菓子の製造工程が見られます。地元はもとより、さまざまな地域の方が訪れる一大観光スポットとしても親しまれています。神戸市西区は生活に必要なものが一通り揃い、そのうえ治安が良くお出かけスポットも充実しているため、ファミリー層にとって暮らしやすいエリアといえるでしょう。

神戸市西区のファミリー向け賃貸物件が多く集まるエリアとして有名なのが、西神中央エリアです。西区の中心ともいえる街であるため、マンションや商業施設も多数揃っています。また、周囲に大学が多いため学生街としてのイメージが強いものの、学園都市・伊川谷エリアも暮らしやすい街として親しまれています。市営地下鉄西神・山手線沿線エリアであれば三宮や西宮、大阪方面などへの通勤・通学も便利です。 神戸市西区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは5.58万円程度、2LDK・3K・3DKは6.1万円程度、3LDK・4K以上は6.96万円程度となっています。市内でも比較的安い傾向にありますが、同じ区内でもエリアによって相場と開きがでる可能性があるため、物件探しの際は実際に現地へ足を運んで相場感をつかむようにしましょう。