さいたま市緑区（埼玉県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

緑区はさいたま市の南東部に位置し、見沼区や南区、浦和区などと隣接する行政区です。人口約13万2,000人、面積は市内10区のなかで4番目に広い約26.44k㎡です。区内は、見沼田んぼと呼ばれる大規模な緑地が広がる中央部と、住宅地で形成されています。

区内を通る鉄道路線は、JR武蔵野線と埼玉高速鉄道の2つが乗り入れています。東浦和駅は武蔵野線、浦和美園駅は埼玉高速鉄道を利用でき、東京都心の各主要都市へのアクセスが良好です。また、東北自動車道・首都高速埼玉新都心線・越谷浦和バイパス・越谷街道など、高速・幹線道路も計画的に整備されています。さらに複数のバス路線が区内各地を運行しているので、鉄道駅から離れたエリアであっても快適に移動できるでしょう。

さいたま市緑区に住む15歳未満の子どもは約2万人で、区全体の人口の約15%にあたります。区内にある教育施設は、幼稚園9園、小学校12校、中学校8校です。

緑区が独自におこなっている子育て支援制度には、子育てサロンかるがもやのびのびルームなどがあります。かるがもは0歳から3歳児とその親を対象とし、子育てにおけるさまざまな問題への解決策を、スタッフやほかの保護者と一緒に考えるサロンです。開催は年に1回から8回あり、相談し合える子育て仲間の存在は大きな支えとなるでしょう。のびのびルームもかるがもと同じく、0歳から3歳児とその親を対象とする支援制度で、子どもの遊び場と親同士の交流の場を提供しています。その他、絵本のプレゼントや読み聞かせのアドバイスをするブックスタート、子育てに関するあらゆる情報を提供する子育て応援ダイヤルなど、さいたま市が提供する支援も受けられます。

小さい子どもでも安全にのびのび遊べるスポットとしては、緑区大崎にある大崎公園がおすすめです。3.9ヘクタールもの広大な敷地面積を誇る大崎公園には、大型複合遊具やどうぶつひろば、釣り池などさまざまな施設があり、何度行っても飽きずに楽しめるでしょう。また、緑区は開放感のある自然スポットだけでなく、天候を気にせず遊べる施設も充実しています。鉄道好きな子が喜ぶ浦和美園車両基地や、昔の暮らしを学べる浦和くらしの博物館民家園が代表的。子育てに関する悩みを解決できる手厚い支援制度に加え、子どもと一緒に楽しめる施設・スポットが多いのも緑区の魅力といえるでしょう。

さいたま市緑区には、マックスバリュエクスプレス大牧店、イオン浦和美園店といったイオン系列のスーパーや、商品の実食体験が豊富なサミットストア東浦和店などがあります。安さや品揃えの豊富さなど、さまざまな強みを持ったスーパーが揃っているので、それぞれの生活スタイルに合った買い物先を見つけられるでしょう。その他、衣料品や家具・家電のようなショッピング・大きな買い物には、イオンモール浦和美園、カインズ浦和美園店、クイズゲート浦和などの大型商業施設が役立ちます。

小児医療に特化した診療所としては、松の木こどもクリニックやめざわこどもクリニック、あべ小児科病院などがあります。地域に密着した医療を提供する診療所が各地に点在しているので、子どもの体調不良の際も安心です。診療所では対応できない高度な治療が必要な場合には、さいたま市立病院や博仁会共済病院のような大きな病院も区内にあるので利用しましょう。

申し分ない買い物・医療環境に加えて、休日を有意義に過ごせる施設・スポットが多いのも特徴です。東浦和図書館や尾間木児童センター、浦和博物館といった公共施設は、子どもの学習と遊びの場として活用できるでしょう。その他、さぎ山記念公園や原山市民プール、美園いちごランドなど、広々とした空間で存分に遊べるスポットもあります。自然にあふれ、子どもがのびのびと成長できる環境が整っているのがさいたま市緑区の大きな魅力といえるでしょう。

さいたま市緑区では、交通の利便性が高い東浦和エリアや浦和美園エリアが人気です。特に東浦和エリアは武蔵野線を利用できるうえ、教育施設や自然スポットも充実しているエリアとして、ファミリー層から人気が集まっています。大規模な繁華街や歓楽街がないため治安が良く、静かな環境のなかで落ち着いた暮らしを実現できるでしょう。 さいたま市緑区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは7.91万円程度、2LDK・3K・3DKは8.68万円程度、3LDK・4K以上は10.86万円程度となっています。東浦和・浦和美園駅周辺と、それ以外のエリアとでは家賃相場に開きがあります。家賃相場はあくまでも目安の一つとして考え、物件を探す際は自身で足を運んで相場感を確認しましょう。