茨木市（大阪府）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

茨木市は大阪府の北部、大阪市と京都市の中間あたりに位置する市です。人口約28万5,000人が住んでおり、県内で7番目に広い約76.49k㎡の面積を有しています。大阪市や京都へのアクセス性に優れ、河川や山などの自然に恵まれているのが茨木市の特徴です。

市内に乗り入れる鉄道路線は、JR東海道本線、阪急京都線、大阪モノレール本線・彩都線があります。JR東海道本線と阪急京都線は茨木市の中心地を並行するように走っており、通勤・通学や観光など多様な目的で利用されています。大阪モノレール本線・彩都線は、大阪国際空港や万博記念公園へのアクセス、茨木市北部から中心地へのアクセスに便利です。その他、阪急バス・近鉄バス・京阪バスが運行するバス路線や、名神高速道路、新名神高速道路、近畿自動車道、国道171号などの主要高速・幹線道路を利用できます。鉄道駅が多く集まる茨木市南部は交通の利便性に優れており、山間地が広がる北部は車移動が便利です。

茨木市に住む15歳未満の子どもの人口は約3万9,000人で、市全体の人口の約13.7%にあたります。市内にある教育施設は、幼稚園が24園、小学校が32校、中学校が16校です。

茨木市が独自におこなっている子育て支援制度には、産前・産後ホームヘルパー派遣事業や放課後子ども教室、まいど子でもカード事業などがあります。産前・産後ホームヘルパー派遣事業は、家事や育児が困難な家庭にホームヘルパーを派遣するサービスです。産前・産後に体調不良に陥り、家族などによる支援を期待できないときに援助を受けられます。放課後子ども教室は小学生を対象とし、放課後などに安心・安全に遊べる居場所を提供する取り組みです。子どもの遊び場の減少が社会問題となっているなか、自治体の主導で遊び場の確保に努めている点は、茨木市で子育てをする安心材料の一つといえます。ほかにも、各種手当・助成制度や大阪府が実施している支援制度を利用可能です。

子育てに役立つ施設としては、JR総持寺駅の北にある西河原公園がおすすめです。従来の樹木や用水路をそのまま活かした公園内には、森林浴が楽しめる遊歩道や、小さな子どもが安心して遊べる遊具があります。広々としたグラウンドや茨木市立西河原市民プールも併設しており、季節によってさまざまな遊びを体験できるのが魅力です。その他、宿泊施設を備えたレクリエーション施設・忍頂寺スポーツ公園や、多種多様な植物を鑑賞できるザ・ファーム・ユニバーサル大阪もおすすめです。家事と育児の両面をサポートする支援制度に加え、休日のお出かけに最適な施設・スポットが充実している点が茨木市の魅力といえるでしょう。

普段の買い物には、食品館アプロ沢良宜店やフレスコ鮎川店、万代茨木真砂店などのスーパーが便利です。駅周辺以外のエリアにもスーパーが点在しているため、駅から少し離れた場所で暮らす場合も安心です。大型商業施設は、茨木駅近くのイオンモール茨木や、茨木市駅高架下のロサヴィアいばらきなどがあります。2024年には南目垣に大型商業施設・ビバモール茨木の開業が予定されており、今後さらに茨木市の買い物環境が整っていくでしょう。子どもの体調不良や予防接種の際には、みしなこどもクリニックやなかおこどもクリニック、みともり子どもクリニックなどの小児科病院が役立ちます。

自然豊かな茨木市には、自然を満喫できる広々としたスポットも多く存在します。水尾公園や元茨木川緑地、茨木市里山センター森の学び舎などは、自然のなかでの遊びを体験するのに最適なスポットです。ほかにも、中条図書館やキリシタン遺物資料館、てんとうむしひろばなど、休日を有意義に過ごせるお出かけスポットも多数。大阪市や京都市のベッドタウンとして注目されがちな茨木市ですが、暮らしに欠かせない買い物施設やお出かけスポットもしっかり備わっている、魅力の多いエリアといえるでしょう。

茨木市では、自然と調和する美しい街並みが魅力の彩都西エリアがファミリー層に人気です。茨木市と箕面市にまたがる彩都西エリアには、大規模な公園や教育施設が多く、子育て世帯が安心できる環境が整っています。2000年代前半に開発された比較的新しい街であることから、道路や施設がきれいなのもうれしいポイント。彩都西駅からは大阪モノレール彩都線を利用できるため、茨木市内や大阪市中心地へのアクセスには困りません。 茨木市の家賃相場は、1LDK・2K・2DKが7.29万円程度、2LDK・3K・3DKが8.47万円程度、3LDK・4K以上が9.17万円程度となっています。同じ市内でも立地によって家賃相場が異なるケースがあるため、物件選びの際は実際に現地で相場感を確認するようにしましょう。