仙台市若林区（宮城県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

仙台市若林区は仙台市の南東部に位置する人口約14万1,000人のエリアです。北にある宮城野区、西にある青葉区とともに仙台市の中心部を構成する場所に位置しています。なお、東は太平洋に面しており、南は太白区および名取市と接する位置関係です。面積は約50.86k㎡と、仙台市のなかでは最も狭いエリアです。

仙台市若林区には北部に地下鉄東西線、西部に地下鉄南北線が走っています。どちらも仙台駅に乗り換えなしで行けるため、仙台市の交通を支える重要路線となっています。また、鉄道路線でカバーできない部分には、仙台市営バスの路線網が張り巡らされており、さまざまな系統が利用できるためとても便利です。その他、県道137号・54号や仙台東部道路、仙台南部道路などの幹線・高速道路の利用で移動の幅を広げられるでしょう。区内北西部は仙台市中心部の一角を担う場所で繁華街としても賑わっている一方、南部では自然も楽しめる住み心地の良いエリアです。

仙台市若林区に住む15歳未満の子どもの人口は約1万7,000人で、若林区民全体の約12%にあたります。区内にある教育施設は、幼稚園が10園、小学校が15校、中学校が7校です。

仙台市では、子育てに関する相談先が充実しています。子育て中のパパ・ママで悩みがあるときは、子供家庭総合相談や保育所等地域子育て支援センター、健康・経済的支援・サポート施設に関する子育て相談など、さまざまな相談先が用意されています。ほかにも、子どもの一時預かりやヘルパーのサービスも運営しているため、共働きの忙しい子育て世帯にとっても便利です。

子育てに役立つ施設としては地域にある児童館のほかに、のびすく若林が挙げられます。仙台市の各区に設置されているもので、乳幼児の交流場所として使われます。定期的に催し物もおこなわれているので、近所に暮らす方と情報交換をしたい場合にもうってつけの場所です。その他、子ども食堂が区内に11ヵ所設置されており、食事のサポートだけでなく、子どもの居場所確保にもつなげられるでしょう。

また、仙台市では子育てに関する経済的支援も積極的におこなわれており、出産一時金や助産制度、児童手当てなどの支給・利用ができます。さらに、第3子以降小学校入学祝金の支給や若年・子育て世帯住み替え支援などもおこなわれており、子育てに対する抵抗をできるだけ少なくする取り組みを実施中。加えて、せんだい杜の子育てナビやせんだいのびすくナビなどの子育て向けのポータルサイトも運営しています。健診や支援、イベント、子育て支援施設などの情報が多く掲載されているので、子育て中のパパ・ママには重宝されるでしょう。

仙台市若林区には、日常の買い物に便利な商業施設がたくさんあります。イオンスタイル仙台卸町やスーパービッグ六丁の目店、西友大和町店などのスーパーマーケットのみならず、ショッピングモールのアクアイグニス仙台やクロスモール仙台荒井、フレスポ六丁の目店などもあります。また、区内にはおよそ100近くの診療所や病院、80近くの歯科があるため医療提供体制としては十分でしょう。大はしこどもクリニックやかやば小児科医院、たかやなぎこども医院などの子ども向けの医療機関も充実しています。

子どもの成長に欠かせない公共施設も多数。若林区文化センター内にある若林図書館は、農業・園芸関連の本が豊富にあることが特徴です。また、南小泉児童館をはじめとする児童館は区内に14ヵ所あり、農に触れ合えて多彩なイベントを開催しているせんだい農業園芸センターなど、子どもが楽しく遊べる施設が充実しています。その他、太平洋沿岸にあり野球場やテニスコート、ゴルフ場などの運動施設が多く設置されている海岸公園や、国の重要文化財に指定され、豪華絢爛な伊達な文化の特徴を窺える陸奥国分寺薬師堂、笹かまの手作り体験教室やヘルシーなランチメニューが魅力のカフェがあるかまぼこの国笹かま館では、親子揃って楽しめるでしょう。若林区は都市部が近くても自然を満喫でき、子育てをサポートする施設が充実しているため暮らしやすい街です。

ファミリー層には、地下鉄開業で開発が進んだ荒井エリアが人気です。生活に必要なものは一通り揃っているうえ仙台駅まで行きやすく、かつ閑静な住宅街が広がっているため、ファミリー層に暮らしやすいエリアといえるでしょう。また、図書館や文化センターなどがあり、子どもたちの遊び場にも困らない区役所周辺エリアもおすすめです。 仙台市若林区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは6.55万円程度、2LDK・3K・3DKは7.02万円程度、3LDK・4K以上は10.49万円程度となっています。若林区の家賃相場は河原町エリアなどの仙台市中心部に近いエリアと、荒井エリアなどの中心部から離れた太平洋側に近いエリアとでは家賃に差がある場合が多い傾向にあります。そのため、自身で住みたいエリアの現地に行き、賃貸物件の家賃を直接確認するのが良いでしょう。