家を買うタイミングはいくつかありますが、この記事では子どもがいるママ目線、もしくは将来子どもを希望している夫婦の目線でお伝えします。
戸建てやマンションなど、家を買うタイミングに悩んでいる方へ、年齢や収入、子どもの有無で買い時はいつなのか、参考にしてもらえるものをまとめて紹介します。
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目次
子どもの年齢別に再就職を検討する
妊娠で退職をした場合、いつから再就職をするかという問題があります。
収入が無いと家計が回らないというときは、生後6ヵ月から再就職するケースもあるでしょう。
子どもが幼稚園の間は家にいて小学校に上がるタイミングでパート勤務を始めるなど、子どもが何歳のときに再就職するかによって生活スタイルもがらりと変わります。
子どもの年齢によって働きやすい雇用形態は異なりますので、ここでは、子どもの年齢別に再就職を検討した場合、どのような働き方ができるのか、具体例を挙げて解説します。
ちなみに、妊娠して退職する理由は、職場が産前産後休暇や育児休暇を受け入れる体制が無かった」「産前産後休暇や育児休暇を取得したが、仕事が無くなったなどの理由で育児休暇後退職」「育児に何年かはじっくり時間をかけたかったので産休を取って職場復帰を選ばずスッパリと退職」などさまざまにあるでしょう。
産前産後給付金、育児休業中に受け取れるお金は下記で詳しく解説しています。
【わかりやすい!】産前産後休業の3種類の手当と社会保険料の免除制度について
子どもが0歳のとき(保育園の空きの有無でフルタイム・パートを検討)
出産して1年以内に働く場合は、退職せずに育児休暇を取って復帰する方がメリットがありますが、いろいろな事情で再就職を目指すケースもあるでしょう。
子どもが0歳のときに再就職する場合は、保育園に預けられることが第一条件です。
家庭によっては、祖父母や夫に預けられるケースもありますが、保育園のほうが安心できます。
保育園は、生後56日を経過した翌月の1日目から預けることができます。
しかし、出産後60日程度では、まだ母胎に出産のダメージが残っていることもあります。
母子ともに健康で医師からも回復しているとお墨付きがもらえたら、保育園探しや就職活動をスタートしましょう。
産後6ヵ月を過ぎるころから保育園に預け、仕事を再開する女性が増えています。
保育園の空き状況や預けられる時間、自身の体調などでフルタイムかパート、時短勤務にするか検討しましょう。
フルタイム勤務の場合は9~17時が多いので、送迎時間を含むと8~18時まで預かってくれる保育園が必要になります。
ただし、0歳児の長時間預かりを受け入れていない保育園もあるので、その場合はママが早めに出社し、パパが9時に送り届け、ママが17時に迎えに行くなど工夫しましょう。
0歳児から保育園に預けると1歳児よりも競争率が低くなる地域もあります。
ただし、休職中は点数が低くなることもあるので、自治体の保育課などで事情を話して相談すると良いでしょう。
0歳児は他の子どもから病気をもらってくることが多く、ある程度免疫力が付くまでは保育園をお休みしてばかりになることも珍しくありません。
祖父母や夫のサポートが必須ですし、病院に通院の為の遅刻やお休みが融通の利く会社だとベストです。
また、病児保育もチェックしておきましょう。
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子どもが3歳のとき(幼稚園入学・保育園の空きの有無でフルタイム・パートを検討)
子どもが3歳(4月時点で3歳)で、再就職する女性は多いです。
保育園も0~2歳より3歳からのほうが入りやすい傾向にあります。
子どもの体も丈夫になり、保育園や幼稚園から病気をもらってくる確率も減ってくるでしょう。
パートやフルタイムなど働き方の選択肢も多くなります。
祖父母や配偶者など子どものサポートをする方もお世話が楽になるので、フルタイムでも働きやすくなるのがこの時期です。
また、幼稚園は保育園と違って、選択肢が多いので、過度な競争はありません。
ただし、幼稚園は14時までの保育時間が基本なので、預かり保育のある幼稚園か、短時間のパートなどを選ぶケースが多いようです。
さらに、幼稚園は親が参加する行事が多いので定期的にお休みや早退が必要になることもあるので融通が効く職場がベターです。
子どもが6歳児で小学校入学タイミングで再就職(子どもの生活・家庭状況などに合わせてフルタイム・パートを検討)
小学校に入ると、基本的に子どもは1人で登下校するので親の送迎負担は減ります。
この時期に合わせて再就職する女性も多く、雇う側も雇用しやすいでしょう。
フルタイムで働く場合、放課後は学童保育や児童館などに通う必要がありますが、地域によっては学童保育の競争率が高いこともあります。
また、学童保育は17〜18時までの場合が多いため、帰宅が遅くなる場合は、ファミリーサポートやキッズシッターなどが必要になることもあるでしょう。
14時くらいまでのパートやアルバイト勤務なら問題ありませんが、同じ時間に働きたい子持ちの女性が多いので、競争率が高くなることもあります。
また、子どもといる時間はしっかりコミュニケーションを取り、学校のことを聞くする時間を持つのも大事です。
子どもが学校という新しい環境や親の不在の寂しさで思わぬストレスを抱える場合もあるからです。
ブランクが短い間に再就職したほうが良い?
一度離職するとブランクが発生します。
ブランクが短いほど、スムーズに仕事が復帰しやすいでしょう。
特に、医療やIT関係の仕事はブランクがあると持っている知識が古くなり、再度勉強しないと復帰しにくいこともあります。
看護師など一部の仕事はブランクがある方を対象とした復帰講習などを設けていますが、ほとんどの職種は自力で勉強し直して最新の知識を習得して仕事に復帰しなければなりません。
育児をしながら勉強するのはなかなか大変です。
専門知識や資格を活かして仕事をしてきた女性は、できるだけ早く復帰したほうがメリットが大きいでしょう。
▼ブランクありの再就職については下記の記事でも特集しています。
パートタイムで再就職するならいつがベスト?
パートタイムは給与や福利厚生の面で正社員に劣り、雇用が不安定などのデメリットもありますが、自分の好きな時間に働きやすいのが大きなメリットです。
早朝や深夜勤務もできますし、子どもが幼稚園に行っている間だけ働くことも可能です。
職場によっては社員登用へのチャンスがあります。
パートタイムで再就職するならば、子どもが丈夫になって幼稚園や保育園からお迎え依頼の電話がかからなくなる頃がベストと考えてもいいでしょう。
保育園によってはパート勤務では子どもを預けられないところもあるので注意が必要です。
フルタイムで再就職するならいつがベスト?
フルタイムで働く場合、雇用が安定しており福利が厚生しっかりしているメリットがある反面、「残業をしなくてはならない」「子どもと向かい合える時間が少ない」「出勤が朝早く、帰宅が遅くなりがち」「自分の時間が確保しにくくなる」といったデメリットがあります。
まったくサポートなしで小さい子どもを育てながらフルタイムで勤務するのは大変です。
夫や祖父母の手助けがあり、職場の理解がある場合は0~3歳でもフルタイムで再就職はできます。
子育て支援が手厚く、長時間保育にも対応している保育園に入園できれば、むしろ親の精神的サポートが必要になる小学校入学以降より、安心してキャリアを積みやすいこともあります。
しかし、子どもが病気がちなどの場合は6歳まで待ったほうが余裕があるかもしれません。
まとめ:兼業主婦の色々なモデルケースを参考にして、子育て兼業主婦の再就職を乗り切ろう
今回は子どもの年齢別に再就職する方法やタイミング、おすすめの働き方などを紹介しました。
子どもの発育状態や周囲のサポート、利用できる保育園・幼稚園によってベストな働き方は異なります。
必ず正社員フルタイムにこだわり過ぎないで、自身を取り巻く環境で最善の選択をしましょう。
パートでも長く勤めると正社員登用のチャンスがある職場もあります。
働いている間の子どものストレスケアやバランスに注意しつつ、ママ自身もいたわりながら、充実した生活を過ごせるようになるといいですね。
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ぜひお気軽にご活用くださいね。
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