筑波研究学園都市として知られる茨城県つくば市は、子育て支援に力を入れている街です。
子育て支援拠点や育児相談など、市が子育て世帯を手厚くサポートしています。
また、幼児2人同乗用自転車の購入に補助金が出る独自のサービスも魅力です。
親子で楽しめるスポットも充実しています。
この記事では、つくば市の子育て支援制度や周辺環境など、子育て支援に関する情報をご紹介しています。
つくば市に引っ越し予定の子育て世帯の方に役立つ情報が満載です。ぜひご覧ください。
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目次
つくば市は子育て支援に力を入れている
茨城県つくば市は、茨城県の南西部に位置し、県内で4番目の広さを誇る街です。
北方面に筑波山があり、豊かな自然を擁します。
つくばと秋葉原を結ぶ『つくばエクスプレス』の快速を利用すれば、最短45分、1本で東京まで出られる点も魅力です。
また、筑波研究学園都市として、筑波大学や各省庁の研究所など、さまざまな研究・教育機関が立地しているのも特徴です。
そんなつくば市は、子育て世帯が住みやすい街として知られています。
以下では、つくば市が子育てしやすいと評価される理由を2つ紹介します。
『子ども・子育て関連3法』に基づく制度を実施
つくば市では、『子ども・子育て関連3法』に基づき、子ども・子育て支援新制度を実施中です。
具体的には、保育所や幼稚園のほか、認定こども園の普及や地域型保育の新設などをおこない、子どもを預けられる施設を充実させています。
このように、働きながら子育てがしやすい環境を整えています。
あらゆるエリアに地域子育て支援拠点を開設
つくば市は、各地域に子育て支援拠点を開設しています。
子育て支援拠点とは、子育て世帯が気軽に訪れて交流できたり、子育てに関する悩みを相談できたりする施設です。
子育てに関する講座やイベントも随時開催されています。
無料で利用できるため、子育て世帯の強い味方です。
つくば市の子育て環境
続いて、つくば市の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2021年10月1日現在のつくば市の0〜14歳の人口は、3万5,526人です。
これは、つくば市の人口全体の約14.4%にあたります。
参考:統計つくば
教育施設の数
つくば市の教育施設の数は、2020年度時点のデータで下記のとおりです。
幼稚園 | 26園 |
---|---|
小学校 | 29校 |
中学校 | 13校 |
高等学校 | 6校 |
なかでも、竹園学園つくば市立竹園西小学校は、小中一貫型の教育をおこなう小学校です。
つくば市の中心部に位置し、ICTを活用した先進的な授業を展開しています。
つくば駅から徒歩10分という立地の良さも魅力です。
また、国際社会で活躍できる人材の育成を目指し、教科横断的なカリキュラムも実施しています。
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、つくば市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
2022年8月末現在、つくば市では951件の刑法犯が発生しています。
前年度と比較すると、50件の増加です。
なかでも、乗り物盗が246件発生しており、自転車盗の発生件数が189件と目立ちます。
さらに、子どもに対する不審者情報も発生しているため注意が必要です。
自転車から離れる際は必ず施錠する、子どもの防犯を徹底するなど、犯罪に備えましょう。
参考:茨城県警察 子供に対する不審者情報(つくば警察署)
参考:茨城県警察 市町村犯罪マップ
交通事故の多い場所を確認
2022年8月末現在、つくば市では346件の交通事故が発生しています。
国道と県道で四輪車の死亡事故が2件発生しており、どちらも夜の時間帯での事故です。
交通量が多い道を走行する際や、視界が悪い夜間は、事故が発生しやすいため注意しましょう。
防災情報の確認
つくば市で想定される自然災害によるリスクやハザードマップは、つくば市災害ハザードマップのページから確認できます。
つくば市は、市を16分割して各エリアの防災情報を詳細にまとめています。
特にエリアによっては洪水と土砂災害に、注意が必要です。
ハザードマップには、災害時に警戒すべき区域や避難場所など、災害発生時に役立つ重要な情報が記されています。
お住まいの地域のハザードマップを必ず確認し、日頃から災害に備えましょう。
スーパーや医療機関の数
つくば市にはスーパーが約60店舗あります。
また、つくば市にある医療機関の数は一般診療所が約173ヵ所、病院が約12ヵ所です。
子育て世帯が引っ越す際は、周辺環境を念入りに調査しましょう。
引っ越し前に押さえておくべき賃貸の周辺環境に関しては、以下の記事を参考にしてください。
参考:NAVITIME 茨城県つくば市のスーパー
JMAP地域医療情報システム 茨城県つくば市
つくば市の主な子育て支援制度
つくば市が実施している子育て支援制度に関して、ここでは具体的に3つご紹介します。
オンライン育児相談
オンライン育児相談は、妊娠中や子育てに関する悩みに対し、保健師や栄養士が無料で相談に乗ってくれる制度です。
オンラインなので、新型コロナウイルスの影響で外出が難しい場合でも、自宅から気軽に相談できます。
妊娠中や子育て中の強い味方です。
乳幼児向けの教室・相談・家庭訪問
つくば市は、乳幼児向けにさまざまな教室や相談制度、家庭訪問を実施しています。
家庭訪問では、子どもが生まれたばかりの家庭に対して職員が訪問し、子育てに関する相談や検診・予防接種の受け方、便利なサービスの案内など、情報提供をおこないます。
また、離乳食の作り方教室や発達・しつけに関する相談など、子育てに関する不安や悩みを軽減できる制度が整っているのも特徴です。
幼児2人同乗用自転車購入費補助事業
つくば市では、幼児2人同乗用自転車を購入する方に対し、費用の一部を補助する事業を推進しています。
条件を満たした自転車を購入する場合、2万円の補助金を受けることが可能です。
対象は、小学校就学の始期に達するまでの子どもが2人以上いる家庭です。
子どもを連れた移動に役立つ自転車の購入をサポートしてくれるため、子育て世帯の経済的負担軽減に貢献します。
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つくば市の待機児童数
つくば市では、待機児童問題が解消されていません。
2021年10月1日現在、茨城県では197人の待機児童が発生しています。
そのうち59人がつくば市で、ワースト1位です。
茨城県は、共働き世帯が増えたことによる入所希望者の増加や保育士不足を主な要因として挙げています。
2017年から保育施設の増設に努めており、つくば市でも12ヵ所増えました。
ピーク時のつくば市の待機児童は182人であり、徐々に成果が出ていることがわかります。
今後の取り組みが期待されます。
つくば市で子育てにおすすめの施設
最後に、つくば市で子育てにおすすめの施設を3つご紹介します。
つくばエキスポセンター
つくばエキスポセンターは、つくば科学万博記念財団が運営する、科学を見て・触って・楽しく学べる施設です。
多くの体験型展示や大規模なプラネタリウムがあります。
プラネタリウムは、アニメとコラボした上映やゴッホをテーマにした上映など、さまざまな視点から星空を楽しめます。
さまざまな分野ごとにイベントも開催されているため、飽きることなく1日遊び尽くせる施設です。
参考:つくばエキスポセンター
JAXA(ジャクサ) 宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター
JAXA筑波宇宙センターは、日本の宇宙開発を担ってきたJAXA(ジャクサ)宇宙航空研究開発機構の取り組みや実際のロケットなど、宇宙に興味がある子どもにぴったりの施設です。
事前に見学ツアーに申し込むことで、ガイド付きで筑波宇宙センターの見学を楽しめます。
展示館には、地球のモデルや人工衛星・ロケットなど、宇宙開発の歴史と取り組みを肌で感じられるコンテンツが勢揃いです。
子どもの宇宙への興味を、楽しみながら引き出せます。
つくばわんわんランド
つくばわんわんランドは、犬好きのご家庭におすすめの施設です。
無料でたくさんの犬と触れ合えるわんわんパークや、広場でゆっくり散歩を楽しめるわんわんレンタル、レースを楽しめるわんわんワールドなど、犬に関する楽しい施設が充実しています。
思い切り体を動かして遊べる広場もあり、これから犬を飼おうとしている方や、週末のお出かけにぴったりです。
参考:つくばわんわんランド
まとめ:つくば市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
この記事では、茨城県つくば市の子育て環境や支援制度を解説しました。
筑波研究学園都市として知られるつくば市は、充実した支援制度で子育て世帯の悩みに寄り添います。
また、幼児2人同乗用自転車の購入に補助金がでるなど、経済的なサポートも魅力です。
親子で楽しめるスポットも充実しており、子育て世帯が住みやすい街です。
茨城県への引っ越しを検討されている方は、子育て世帯が住みやすいつくば市も候補に選んでみてはいかがでしょうか。
つくば市で賃貸物件を探すなら、ファミリー向けの物件に強く、つくば市の賃貸物件数が豊富な賃貸サイトを利用しましょう。
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