立山連峰や黒部峡谷など、ダイナミックな自然に恵まれている富山県。
富山県で子育てを行うにあたり、国や自治体の子育て支援はどのようなものがあるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、富山の子育て支援に関する取組みについて、代表的なものや特徴的なものをいくつかご紹介します。
富山で子育てをされている方、これから富山で子育てをされる予定のある方はぜひ参考にされてみてくださいね。
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電気代まで負担してくれる?富山の子育て支援に関する取組み
とやまっ子 子育て応援券
一時保育や予防接種など、対象の保育サービスに使える「とやまっ子 子育て応援券」が配布されていて、
生まれた子どもが
- 第1子の場合は10,000円
- 第2子の場合は20,000円
- 第3子以降の場合は30,000円
の応援券がもらえます。
さらに、生まれた子どもだけでなく、その兄弟にも応援券を使うことができるのが特徴です。
申請方法は、お住まいの自治体の窓口で出生届を提出するだけ。応援券の有効期限は3年間(3歳の誕生日の前日まで)なので、忘れずに申請・利用しましょう。
サービスによっては、県内の別の自治体でも使えます。詳しくは各自治体にお問い合わせください。
参考:使っていますか?「とやまっ子 子育て応援券」~有効期間は3年間です!~(富山県)
幼児教育・保育の無償化
内閣府の行う幼児教育・保育の無償化に基づき、富山県でも幼児教育・保育の無償化を行います。
幼稚園・保育所・認定こども園等を利用する子どもたちについては3~5歳の場合は利用料が無償、0~2歳の子どもたちについては住民税非課税世帯に限り利用料が無償になります。
幼稚園の預かり保育を利用している場合は、月に最大11,300円までの範囲が無償化されます。
認可外保育施設等の場合は、3~5歳の場合は月37,000円まで、0~2歳の場合は住民税非課税世帯に限り月42,000円までの範囲が無償化となります。
以前から行われていた0~2歳児への保育料の軽減・無償化も継続されるので安心ですね。場合により手続きが必要なので、詳しくは県HPをご覧ください。
とやまっ子すくすく電気
県内にお住まいで18歳未満の子ども3人以上が同居する世帯について、電気料金を代わりに負担してくれる制度です。
平成31年度の場合、子ども3人の世帯なら最大8,400円、子ども4人以上の世帯なら最大21,600円を負担してくれます。
実施期間は平成32年3月までとなっていますが、富山県企業局の経営状況等によっては延長も検討されるとのこと。
利用には申請が必要で、認定まで最大1ヶ月ほどかかることがあるので、利用されたい方は早めに申込みましょう。
参考:企業局子育て支援事業「とやまっ子すくすく電気」のお知らせ(富山県)
がんばる子育て家庭支援融資
多子世帯(お子さんが3人以上)で、お子さんが学校に入学・在学されている世帯に対して、実質無利子での融資を行う制度です。
年度中に支払った1年分の利子相当額を、助成という形で翌年度に返還してくれます。固定金利1%、返済期間は10年以内で、融資限度額は自宅の場合1人あたり300万円、自宅外の場合500万円です。
使い道は入学金・授業料・下宿代などお子さんの教育に関わる用途に限定されるのでご注意ください。お申込みは県内の取り扱い金融機関へ。
とみいくフレフレ
“とみいくフレフレ”とは、富山県が運営する富山県での妊娠・出産、子育てなどを応援するサイトです。
お役立ち情報の発信や相談窓口の紹介、施設検索機能などさまざまな情報が紹介されており、スマートフォンからもアクセスできるので子育てマップを手元で見ながら目的地に向かうこともできます。
さまざまなサービスが受けられる子育てパスポートの協賛企業や、とやま子育て応援団の登録店舗も探すことができ、子育てで困った時やお出かけの際に便利です。
参考:とみいくフレフレ
それぞれ、詳細については公式HPをご確認ください。
充実したバックアップを利用しながら、富山で安心の子育てを!
国の子育て支援制度をしっかりと受け継ぎながら、「とやまっ子すくすく電気」など県独自のサポート制度も行っている富山県。
これに加え、お住まいに自治体によってはさらに別途支援制度がある場合もあるので、気になった方はぜひお住まいの自治体のHPを見ていただくことをおすすめします。
さまざまなバックアップを受けることで、充実・安心の子育てをしていきましょう。
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