小学生からはお風呂は一人で入る?親と一緒に入るのはいつまで?

小学生のお風呂事情

小学校になり、自分で身の回りのことができるようになってくると、段々とお風呂に一人で入るようになる子もいます。

お風呂はいつから一人で入らせるべきか、いつまで親と一緒に入るべきかなど、疑問に思う保護者も多いでしょう。

気付かないうちに他の家庭より遅れているのではないかと不安になってしまうこともあります。

そこで今回は、小学生のお風呂事情について説明し、一人でお風呂に入る年齢の目安などをご紹介します。

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自分で洗うのはいつから?

小学生のお風呂事情幼児のお風呂やトイレは、親がそばについて徐々に教えていきます。

浴室では水を誤って飲んでしまったり足を滑らせてしまったりする危険があるため、ある程度成長しても親のサポートのもと入浴することが多いでしょう。

自分で身体を洗い始めるようになっても石鹸が目に入ってしまったり洗い残しがあったりするため、そばで見ている必要があります。

一般的には、4~5歳の頃から自分ひとりで身体や頭を洗い始める子どもが多いようです。

また、サポートとして親がそばで見守るのは、身体洗いで6歳、シャンプーで小学校3年生くらいまでという家庭が多いでしょう。

保育園や幼稚園でお泊り保育がある場合は、ある程度自分で洗えるようにこれよりも早めに練習するケースも多いと考えられます。

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一人お風呂の始め方は?

小学生が一人でお風呂に入るには

自主性が芽生えてから、自発的に一人でお風呂にも入れるようになるのが理想的ですが、一人で入れるようになるには複数のステップを踏む必要があります。

お風呂は湿気があり滑りやすく、さまざまな危険も潜んでいます。不慮の事故を防ぐためにさまざまな点に気を配り、洗い残しやすすぎ残しなどのない適切な洗い方を身に付けていく必要があるでしょう。

ここでは、お風呂で一人立ちするためのステップをご紹介します。

プライベートパーツや身体を洗う

まずは、石鹸の泡立て方や洗い流し方など基本的なことを教えます。

石鹸をこすって終わりではなく、身体を清潔に洗うためにはきちんと泡立てて汚れを取り除くことが重要です。

プライベートパーツを洗う練習から始め、徐々に背中など手の届きにくいところや自分の目で見えないところまで範囲を広げていきます。

石鹸のすすぎ残しがあると、肌を傷めてしまったりいつまでもヌルヌルしてしまったりします。

入念に洗い流すことも忘れずに教えてあげましょう。

シャンプーで頭や髪の毛を洗う

身体を自分で洗えるようになったら、頭部の洗い方にステップアップします。

始めに、シャンプーの目的は、髪や頭皮に付着した汚れを浮かせて取り除くことだと教えてあげましょう。

ブラッシングやお湯でのすすぎ洗い、シャンプーの泡立て、シャンプー剤の洗い流しなど、適切な流れを覚えます。

必要な場合はコンディショナーの付け方やすすぎ洗いの仕方を教えましょう。

髪の毛の長さやボリュームなどによって、子ども一人では洗うのが難しい場合もあります。

始めは一緒に洗って、自分の手で覚えていくようにサポートしてあげましょう。

乾かして着替えまで

身体や頭部が洗えるようになったら、タオルで拭いてドライヤーで髪を乾かすことを覚えます。

パジャマに着替えるまで自分一人でできるようになる必要があることを教えてあげましょう。耳に水が溜まってしまったり、濡れた状態が続くと風邪をひきやすくなったりします。

短時間でさっと着替えられるように、練習しましょう。

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異性の親や兄弟が一緒に入るのはいつまで?

親子で温泉

子どものお風呂について、異性の親や兄弟が一緒に入るのはいつ頃までなのか気になる人も多いでしょう。これは、家庭や子どもの発達状況などによって小学校の低学年から高学年までさまざまなようです。

ただし、子どもは4~5歳頃から男女の身体の違いを意識するようになり、小学校の低学年では性の興味や関心が出てくるとも考えられています。

こうした事情に配慮すると、できれば7歳頃までには、お風呂に一人で入れるようになっておくことが望ましいでしょう。

ハンディキャップなどでサポートが必要な場合などを除き、遅くとも10歳頃までには自立させるのが好ましいと考えられます。

子どもの身体が成長によって変化し始めるまでにはお風呂の入り方をしっかりと教えてあげたうえで自立できると良いでしょう。

公衆浴場での混浴の年齢制限は何歳?

自宅でのお風呂は家庭環境や子どもの成長具合などに合わせて自立をサポートしてあげられますが、公衆浴場での混浴については年齢制限が定められているのかどうか気になる方もいるでしょう。

厚生労働省では、2020年に男女の混浴禁止年齢の基準を「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に変更しました。

例えば、温泉の女湯に男児が入れるのは都道府県によって違いがありますが、おおむね7~11歳までとされており、9歳までに制限されているケースが多いようです。

水着なしで異性用の公衆浴場に行くのを恥ずかしいと思い始めるのは6歳頃が最も多いという調査結果もあります。

身の回りのことが自分でできるようになってきたら、早い段階からお風呂の入り方を教えてあげる必要がありそうです。

公衆浴場でのトラブルを回避するためにも、使い方やマナーもあわせて教えてあげてくださいね。

参考:厚生労働省−「子どもの発育発達と公衆浴場における 混浴年齢」

まとめ:家庭によってそれぞれのペースで

小学生になると自立心が芽生え、自分の身の回りのことが少しずつできるようになってきます。

お風呂も一人で入れるようになると安心ですが、発達や性格、家族構成や関係など、それぞれの家庭で事情はさまざまです。

お風呂は滑りやすく不慮の事故も発生しやすい場所です。

焦るのではなく、各々のペースで様子を見ながら習慣づけていくと良いですね。

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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