今流行りの「整う」体験!サウナでストレス解消しよう

サウナの写真

最近は、20〜30歳代の比較的若い方たちの間でもサウナが流行していることをご存知ですか?

上手に活用するとストレス解消やデトックス効果もある、サウナの魅力をご紹介します。

今、サウナが熱い

以前はサウナ=おじさんのイメージでしたが、最近ぐんぐんとイメージを払拭しているサウナ業界。

私の夫も、数年来の「サウナー」と称し、休みのたびにサウナに行きたがるほどです。

サウナに詳しい夫から、「サウナはストレス解消ができるので女性にもおすすめ」と聞いたので、調べてみました。

サウナがストレス解消にもいいと大流行!きっかけは?

サウナの建物

2019年に放送された原田泰造さん主演のドラマ「サ道」をご存知ですか?

3人のサウナ愛好家の男性が全国各地の名サウナを巡るドキュメンタリードラマでしたが、ここから火が付き、若い方たちの間でサウナが流行しはじめました。

「整う」という言葉を生みだしたのも「サ道」です。

現在はさまざまな芸能人がサウナ好きを公表し、YouTubeで各地のサウナを紹介をしていたり、川岸や自然のなかに建てられたおしゃれなフィンランド式のサウナハウスやテントサウナがメディアで取り上げられたりしています。

そういった流れから、若い方たちの間ではサウナ=古いという認識から、サウナ=最新のアミューズメントというイメージへ変化してきている様子がうかがえます。

参考:ドラマ25「サ道」|テレビ東京

サウナと岩盤浴は何が違うの?

サウナと岩盤浴。

筆者も最初は違いがわからず、どちらも気温の高い部屋で汗をかき、ダイエット効果をもたらしてくれるものと思っていましたが、両者は似て非なるものでした。

高温で身体の表面を温めるサウナと、じわじわと身体の内側から温める岩盤浴。

温め方が違うので、もたらされる効果が異なってきます。

まずサウナは、80~100度の室内で、短時間で身体を温めます。

急激に熱されるため、その後水風呂に入るという行程が、大きく岩盤浴と異なる点です。

そのため、サウナは服を着ずに入ります。

高温で温め一気に冷やす行程を繰り返すことで、リラックス効果や疲労回復の効果があるとされています。

一方、岩盤浴では40~50度の室内で身体の内側からじんわりと温めていきます。

多くの岩盤施設で使われているのはゲルマニウム天然石で、血行が促進され、新陳代謝を活性化するといわれています。

血流の改善は、冷え性に悩む女性にもうれしい効用です。

じんわりと温めるため、温室から出た後は水風呂ではなく冷室や休憩所で休みます。

この行程から、岩盤浴は浴着を着用し入ります。

新陳代謝の活性化により、身体に溜まった老廃物を新しいものへと入れ替える効能があるとされています。

参考:サウナVS岩盤浴!サウナと岩盤浴いったい何が違うの?|Sauna&Co

サウナの魅力とは

では岩盤浴人気をおさえる勢いで、サウナの人気を押し上げているものは何なのか。

それは「整う」と表現される、サウナ特有の効果であると考えます。

サウナ室内の熱と、そのあとの水風呂によりもたらされる、交感神経と副交感神経の活発化。

脳が、室温の急激な変化に強制的に覚醒(トランス)状態になるのだそうです。

その後、ベンチや楽な姿勢がとれるスペースで外気浴を行い、リラックスタイムを取る。

この外気浴の際、多くの方は「整う」体験をするといいます。

参考:サウナでトランスする「ととのう」とはどういうことか。温泉に詳しい医学博士に聞いてみた|FINDERS

整うとどうなるの?

強制的に自律神経を安定させることで脳が整った状態になると、脳内麻薬のオキシトシンやセロトニンが分泌され、気分の高揚感や幸福感を感じやすくなる、といわれています。

体験した方いわく、脳にたまった老廃物がドバドバ出てくるような感覚だそうです。

深いリフレッシュ効果があることは間違いありません。

参考:サウナで整うとは自律神経が調整されスッキリすること。|サウナトライブ


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毎週サウナに通う夫のおすすめの入り方は、サウナ→水風呂→外気浴を3セット。

サウナ室には、針が一周すると12分が測れるサウナ専用の時計が壁にかけられています。

何分で退室するかはサウナ室の広さや、階段の高さでも異なり、高い階段位置になるほど熱く感じられます。

12分必ず入る必要はないので、体調にも配慮しながら無理なく自分のペースで入る事が望ましいです。

何より、外気浴の時間をゆったり設けてリラックスすることが、サウナを楽しむ大事なポイントです。

暗黙のルールがあるらしい

サウナに入る際には、守ってもらいたいルールがあるといいます。

昨今のサウナブームから、団体でわいわいと入室してくる若い方も多いようですが、近年のコロナ禍で黙浴の掲示をしているサウナ施設も多く、サウナ室には静かに入ることがマナーとされています。

また、水風呂には軽く汗を流して入ることも、周囲の方への配慮として守っていただきたいルールです。

サウナには種類がある

サウナには大きく分けて3つの種類があります。

乾式サウナ

定番とされている、日本の一般的なサウナが乾式(ドライ)サウナです。

高温で湿度が低く、短い時間で身体を温めることができます。

湿式サウナ

低温多湿のサウナで、サウナになじみのない方や熱い場所が苦手な方にも入りやすいタイプです。

スチームサウナ、ミストサウナなどがあります。

温度が低いため、子ども連れでも行くことのできるサウナです。

フィンランド式サウナ

フィンランド式サウナの写真

フィンランド式サウナは、湿度や温度が乾式サウナと湿式サウナの間に位置するサウナで、熱したサウナストーンに水やアロマ水などをかけて蒸気を浴びる、ロウリュという入浴法のサウナです。

湿度が上がることでさらに体感温度が上がり、毛穴が一気に開いて汗が噴き出すような感覚になるといいます。

入室者が水をかけるセルフロウリュや、熱波師なるスタッフのかたがタオルで熱波を送るサービスなど、各地のサウナ施設により提供内容が異なります。

アクティビティ感覚のある、昨今のサウナブームをけん引する存在です。

参考:サウナの種類を徹底解説!さまざまなサウナの違いを紹介|Sauna&Co.

まとめ

最近では、大衆浴場の一角ではなく、カップルや家族でも利用できる個室のサウナも増えています。

筆者は最近まで岩盤浴を主に利用してきましたが、今回の記事をまとめるにあたりストレス解消にはサウナも適していると知り、がぜん興味がわいてきました。

皆様もぜひ一度、整う体験をしに行かれてみてはいかがでしょうか。

ママライタープロフィール

muu

小学3年生と年長の2人の男の子を子育て中。(※原稿執筆時)
普段は幼児教室やイベントも運営しているママライター。
いつもパワフル2男子を短時間でいかに満足させるか模索中。
近場で低価格で行ける屋外でのお出かけスポットを探しています。


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