小学校では、主に4年生からクラブ活動というものがあります。
どのクラブに入ろうか、楽しみにしている子どもも多くいることでしょう。
中学高校の部活動の送迎のように、ママやパパが直接関わることはあまりありませんが、子どもがどのクラブに入ろうかと迷った場合にはアドバイスができるようにしておきたいですよね。
この記事では、小学校にはどのようなクラブがあるのか、どのようなものが必要なのかなどの気になる疑問とともに紹介します。
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小学校のクラブ活動のねらい
小学校のクラブ活動には、学校生活を楽しくする以外にも「ねらい」があります。
クラブ活動は違う学年で同じ活動をおこなうことになるため、異年齢で協力し合い、興味や関心のあることを計画を立てて運営していくことになります。
また、自分たちで考えながら活動することで、自主性などを育み個性の成長も目指します。
小学校のクラブ活動は4年生から
小学校に入学後、クラブ活動はいつから始まるのかいまいちわからないというママやパパもいるでしょう。
クラブ活動は小学校入学後すぐに始まるものではありません。小学校学習指導要領(平成29年告示)によると、クラブ活動が開始するのは小学校4年生からが基本となります。
入学後クラブ活動が始まるまでしばらくの期間があるので、あせって考える必要はありません。
しかし、小規模校などは児童の人数が少ないこともあり、3年生以下の児童がクラブ活動に参加することもあるようです。
クラブ活動の例
クラブ活動にはどのようなものがあるのでしょうか。
運動系と文化系、それぞれいくつか活動の例を挙げていきます。
運動系
クラブ活動は、一般的には小学校4年生以上が対象となり、月に2回程度の活動日があります。
運動系のクラブ活動では、大きく成長する時期でもある子どもの体力作りや、体力アップに良いでしょう。
また、チーム競技などになると、楽しく遊びながらルールを学ぶこともできます。
運動系のクラブ活動は、学校によってさまざまなものがありますが、例えば以下のようなものがあります。
- 陸上競技
- バスケットボール
- バドミントン
- サッカー
- ドッジボール
- 一輪車
- 屋外スポーツ
- ダンス
クラブ活動の選択の仕方によっては多くのスポーツを経験でき、体を動かすことが好きな子どもには運動系のクラブ活動がおすすめですよ。
文化系
クラブ活動には運動系だけでなくもちろん文化系のものもあります。
文化系のクラブ活動をうまく活用することで、好きな教科を伸ばしたり苦手な教科を補ったり、授業では学べない分野を学ぶ機会を得られたりします。
運動系同様、文化系のクラブ活動も学校によってさまざまなものがありますが、例えば以下のようなものがあります。
- コンピュータ
- 英語
- 科学
- 書道
- 料理
- 合唱
- 茶道
体を使って遊ぶことが好きな子どももいるように、運動が苦手な子どももいます。
そのような子どもも楽しむことができるのが文化系のクラブ活動の魅力でもあります。
自分の好きなものや興味のあるものに積極的に関わっていける良い機会ではないでしょうか。
子どものクラブ活動に親はどう関わる?
小学校でおこなわれるクラブ活動にはママやパパはどのように関わっていけば良いのでしょうか。
関わり方のポイントを紹介します。
決めるときは子どもの好きなように
まず、クラブ活動はママやパパが参加するものではありません。
クラブ活動は子どもが主体的に取り組むものだということを忘れないようにしましょう。
小学校には運動系、文化系合わせてさまざまなクラブ活動があります。
運動系のクラブ活動にするのか、文化系のクラブ活動にするのか、さらにそのなかでどのクラブに入るかは、ママやパパが決めたりすすめたりするものではありません。
子どもがどのクラブ活動に参加するのかを主体的に決定するものです。
もしも迷って相談された場合は、子ども自身の興味のありそうなことを聞いてアドバイスをするなどにとどめましょう。
活動の様子を聞いてあげる
クラブ活動が始まったら、どのような活動をしたのか、どのようなことが楽しいのかなど、取り組みの様子を聞いてみましょう。
運動系のクラブ活動なら、どのような練習をしているのか、試合内容やできるようになったことなどを聞いてみるのがおすすめです。
文化系なら、実験の内容や作ったもの、どのような発表をしたのか、難しかったことなどを聞いてみると良いでしょう。
特に、楽しかったことなどを聞いてあげることで、クラブ活動にたいするモチベーションがあがり、1年間楽しく活動を続けることにもつながっていきますよ。
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小学校のクラブ活動に関するQ&A
小学校でのクラブ活動に対して、疑問に感じることもあるでしょう。
代表的な疑問とその答えを紹介します。
クラブ活動で必要なものは個人で購入するの?
小学校でのクラブ活動では、道具や材料が必要なものもあります。
この場合、必要なものは個人で購入するのか知っておきたいですよね。
結論をいってしまうと、学校の方針や入るクラブにより違いがあります。
バトミントンや卓球などのラケット、一輪車など学校で借りられるものもあり、「あるなら持ってきて」という程度の場合もあります。
また、科学、実験、工作などの活動では、材料を持参する、材料費を集金されるなども考えられるので、事前に上の子がいるママやパパにリサーチできるならしておいたほうが安心ですよ。
途中で所属クラブを変更することはできる?
小学校のクラブ活動は、1度入ったら変更できないということはなく、毎年学年が変わるときに所属クラブを決めることができます。
原則、所属したクラブは学年の途中での変更はできません。
ただし、小学校指導要領解説特別活動編には「事情によっては、適当な機会にその変更を認めるような配慮も必要」とあります。
クラブ活動を続けられない事情がある場合には、学校に相談することで変更が認められる可能性もあるので、絶対に変更できない、と思い詰めることがないようにしましょう。
まとめ
小学校のクラブ活動について、ねらいや開始時期、クラブ活動の例、ママやパパの関わり方などを紹介してきました。
小学校に入学すると気になることの一つでもあるクラブ活動ですが、入ってみるまでわからないのでは不安ですよね。
疑問は解消できたでしょうか。
クラブ活動をするうえで、子どもが楽しく活動できることが大切です。
ママやパパはあくまでもそのサポートをするだけにとどめ、クラブ活動で得られる経験を通して子どもが成長する姿を見守りましょう。
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