ペントハウスの賃貸物件とは?マンションの最上階で暮らす魅力をご紹介

ペントハウスの賃貸物件とは?マンションの最上階で暮らす魅力をご紹介

ペントハウスとは、マンションの最上階に建てられた住宅のことです。

同じマンションの部屋よりも広い間取りやグレードの高い設備になっていることが多い高級感のある作りとなっています。

この記事では、賃貸物件のペントハウスに住むメリットやデメリットを解説します。

ペントハウス物件の賢い選び方も併せて参考にしていただき、理想の住宅環境を手に入れましょう。

ペントハウスとは?

ペントハウスには、二つの意味があります。

一つ目の意味は、マンションの最上階に設けられた限定物件のことです。

下の階よりもグレードの高い設備や内装で、高級かつ特別な作りのものが多いです。

例えば広いルーフテラスがある物件や、メゾネットタイプになっている物件など贅沢な間取りが特徴です。

ペントハウスはワンフロアに1戸~数戸しかなく、広い空間を活かした設計です。

二つ目の意味は、屋上にある簡易的な部屋です。

例えば、給水タンク場やエレベーター機械室といった部屋ともいえないような簡易的な場所を指します。

最上階の賃貸物件を見る

ペントハウスの間取りの特徴

ペントハウスには、以下のような特徴があります。

  • 居住面積が広く、ゆとりがある
  • 天井が高い
  • メゾネットタイプである
  • 浴槽が大きい、ジャグジーがある
  • 最上階で1住戸の場合、プライバシー性が高い
  • テラスやバルコニーが充実している

これらの特徴は、ペントハウスの屋根が北側斜線制限に配慮した設計になっていることが要因です。

北側斜線制限とは、敷地の北側にある住宅の日当たりを考慮した高さ制限のことで、斜線を超えないように建築するように定められています。

そのため、ペントハウスはテラスやバルコニーが充実しているケースが多くあります。

メゾネットタイプの賃貸物件を見る

ペントハウスを賃貸するメリット

ここからは、ペントハウスを賃貸するメリットを6つ解説します。

窓からの眺めがきれい

ペントハウスはマンションの最上階に位置するため、窓からの眺めを楽しめるのもメリットの一つです。

物件によっては、遠くまで広がる景色を堪能できるでしょう。

ただし、マンションの高さや立地条件によって眺めは異なるため、必ずしもきれいな眺めを楽しめるわけではありません。

窓からの眺めを楽しみたい方は、あらかじめ立地条件を確認しておくと良いでしょう。

プライバシーが守られる

最上階にあるペントハウスに住むと、プライバシーを守りやすくなります。

特にワンフロアに1戸のみのペントハウスであれば、隣人に気を遣う必要もなく、騒音問題で悩むこともありません。

またオートロックやエレベーターセキュリティなど、高機能なセキュリティ対策を施している物件もあり、より安心した暮らしを手に入れたい方におすすめです。

高級感・ステータスが高い

賃貸物件のペントハウスは、家賃が数十万円~数百万円になることもあり、ある程度の収入がある方しか住めません。

そのため他の物件より高級感やステータスが高い物件でしょう。

またペントハウスの居住者専用のエレベーターが付いていることもあり、よりプレミアム感を得られることもあります。

ほかにも広い空間を活かして大勢のゲストを招き、パーティーをおこなうなどの楽しみ方も可能です。

都心部に集中している

ペントハウスは高級マンションの最上階に建てられているため、都市部に集中しやすい傾向です。

そのため駅に近い物件も多く、交通アクセスの良い物件も見つけやすくなります。

ルーフテラスが設置されている

ペントハウスの場合、南側をメインにルーフテラスを設置していることが多く、1日中明るいことが特徴です。

まるで庭付きの戸建てに住んでいるような解放感を得られるでしょう。

大型の家具が置ける

ペントハウスの場合、天井が高いことから大型の家具も問題なく置けます。

マンションによっては、天井までの高さが3m以上あることもあり、大型の家具を置いても窮屈さを感じにくいでしょう。

ただし、地震をはじめとする災害に備えて、転倒防止策を講じておく必要があります。

ペントハウスを賃貸するデメリット

ここでは、ペントハウスを賃貸するデメリットをご紹介します。

冷暖房の調節がしにくい

ペントハウスは広い空間を活かした吹き抜けやメゾネットタイプの構造が多く、冷暖房が効きにくいため室温調整がしにくい傾向です。

また大きな窓が設置されている場合は、外気温に影響されやすいことも多いでしょう。

そのため必然的に光熱費がかかりやすくなります。

近年は断熱性能が向上しているものの、築年数が経過しているマンションには注意が必要です。

共益費や管理費がかかる

ルーフテラスはペントハウスが独占的に使用することから、一般的な共益費や管理費に加えてテラスの使用料が発生するため、維持費が高くなる傾向です。

雨漏りの被害を受ける可能性がある

経年劣化などで雨漏りが生じたとき、マンションの最上階であるペントハウスが被害を受ける可能性があります。

通勤時間帯のエレベーターは混雑する

ペントハウスはマンションの最上階に位置することから、通勤時間帯のエレベーターが混雑する恐れがあります。

ペントハウス専用のエレベーターがあれば問題ありませんが、通勤時間帯はエレベーターを利用する方が多くいます。

そのため、エレベーターが混雑するだけではなく、なかなかエレベーターが来ないといったトラブルも考えられるでしょう。

通勤時間帯にエレベーターを利用する場合は、外出する時間を考慮しておくと安心です。

ペントハウス賃貸の賢い選び方

ペントハウスの賃貸物件を選ぶ際は、複数の不動産会社に相談に行くこと、実際の生活で必要な設備を考えること、管理費や共益費を考慮することの3つが重要です。

物件選びで失敗しないためにも確認しましょう。

複数の不動産会社に相談に行く

ペントハウスは物件数が少ないため、物件自体を所有していない不動産会社も少なくありません。

そのため複数の不動産会社を訪問し、少しでも多くの物件情報を手に入れましょう。

またペントハウスは高級物件でもあるため一般に公開していないケースもあり、一度尋ねてみるのがおすすめです。

実際に生活で必要な設備を考える

ペントハウスの憧れだけで賃貸物件を選ばず、自分たちの生活に必要な設備が整っているか、不要な設備はないかなどを考慮して選びましょう。

例えば、 ペントハウス専用のエレベーターがないと外へ出るのに不便です。

またプールが設置されている物件は高級感を得やすくなるものの、使わなければメンテナンスの手間がかかるでしょう。

そのため備わっている設備の必要性を見極めて、暮らしやすい物件を見つけることが大切です。

管理費や共益費も考慮する

ペントハウスは家賃だけではなく、管理費や共益費も高額です。

ペントハウスに入居したものの、家賃や管理費などの支払いで生活が苦しくなるのであれば、新生活を楽しめなくなるでしょう。

そのため毎月の支払いがどのくらいの金額になるのかを、管理費や共益費も含めてシミュレーションしておくと安心です。

眺望は事前に確認する

ペントハウスを選ぶ際は、眺望を事前に確認しておきましょう。

ペントハウスはマンションの最上階に位置するものの、マンション自体の階数が少なければ良い眺めを楽しめません。

また、階数の高いマンションであっても、周囲に同じような高さのマンションが複数あれば良い景色は期待できないでしょう。

そのため、ペントハウスを選ぶ際は、周辺環境をチェックしておき、どのような眺望となっているか確認しておくと安心です。

賃貸のペントハウスの家賃相場

賃貸のペントハウスの家賃相場は、東京都で50万~100万円です。

しかし、ペントハウスは、マンションが建っている場所や物件によって大きく相場が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

最上階の賃貸物件を見る

まとめ:ペントハウスに住むなら、設備が充実した賃貸物件を探すのがおすすめ

ペントハウスはマンションの最上階に位置し、高級感のある物件です。

プライバシーを守りつつ、広い空間で生活を楽しむことができます。

なお、ペントハウスの賃貸物件を探す場合は高級感やステータスを重視するのではなく、生活に必要な設備が整っているかを考えながら選びましょう。

賃貸スタイルなら、カウンターキッチンや専用庭、追い焚き機能付き、クッションフロアなど設備に絞って物件検索ができます。

ご希望の設備がある方は、賃貸特集から物件を探してみてください。

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