新潟県長岡市は、子育て支援に力を入れている街として知られています。
子育ての悩みに寄り添う相談教室やひとり親世帯の就労支援など、子育て世帯への充実したサポートが魅力です。
親子で楽しめるスポットも多く存在します。
待機児童ゼロも達成しており、子育て世帯に住みやすい街です。
この記事では、長岡市の子育て支援制度や周辺環境など、子育て支援に関する情報をご紹介しています。
長岡市に引っ越し予定の子育て世帯の方に役立つ情報が満載です。ぜひご覧ください。
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目次
長岡市は子育て支援に力を入れている
長岡市は、新潟県中央部に位置する都市です。
新潟市についで人口が多く、中越地方では中心都市として機能しています。
市内を信濃川が流れ、日本海に面しているほか山々も広がっており、自然豊かな街です。
冬場はスキーも楽しめます。
そんな長岡市は、子育て支援に力を入れている街として知られているのです。
以下では、長岡市が子育てしやすいといわれる理由を2つ紹介します。
子ども・子育て世帯を社会全体で支援
長岡市では、子育てしやすい社会づくりを目指し、「長岡市子育て・育ち“あい”プラン」を策定しています。
2020年からは、「第2期長岡市子育て・育ち“あい”プラン」を打ち出し、さまざまな子ども・子育て支援施策を展開中です。
このように、市が中心となって子育て世帯の支援に力を入れています。
妊産婦に専門家が寄り添ったサポートを実施
長岡市では産後デイケアる〜む『ままリラ』『ままナビ』や、プロに子育てを相談しながらおしゃべりを楽しめる『ままのまカフェ』など、妊産婦の不安を取り除き、リラックスできるようなサポート体制を整えています。
無料で利用できるのが魅力です。
助産師・保健師・栄養士・母子保健推進員などのプロが寄り添い、子育てを支援します。
参考：長岡市 産後デイケアる～む「ままリラ」「ままナビ」・ままのまカフェ
長岡市の子育て環境
続いて、長岡市の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2022年9月1日現在の長岡市の0〜14歳の人口は、3万99人です。
これは、長岡市の人口全体の約11.5%にあたります。
参考：年齢・男女別人口（住民）
教育施設の数
長岡市の教育施設の数は、2020年度時点のデータで下記のとおりです。
| 幼稚園 | 5園 |
|---|---|
| 小学校 | 56校 |
| 中学校 | 29校 |
| 高等学校 | 11校 |
なかでも、帝京長岡幼稚園は、設立90年以上もの歴史を誇る幼保連携型認定こども園です。
幼稚園とこども園の6年間を見据え、一貫性のある教育を推進しています。
外部講師による体操・英語・サッカーの専門的な指導がある点も特徴です。
系列校の帝京長岡高等学校とも交流があり、高校生と触れ合いながらさまざまな体験をおこなっています。
新潟県産の食材を利用した給食やタニタ食堂と連携したメニュー、充実した食育など、食事にも気を配っています。
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、長岡市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
長岡市では、2022年8月末現在、自転車盗が85件、空き巣が8件発生しています。
自転車盗のうち、約8割が施錠をしていませんでした。
自転車を利用する際は施錠を徹底したり、盗難防止グッズを活用したりなど、細心の注意を払いましょう。
空き巣対策も同様に、施錠の徹底が重要です。
また、オレオレ詐欺や還付金詐欺など、特殊詐欺事件も6件発生しています。
不審な電話やATMの操作を依頼する電話には対応せず、警察に通報しましょう。
交通事故の多い場所を確認
2022年1月1日〜9月30日現在、長岡市で発生した交通事故は195件です。
2021年の同時点で189件だったことから、増加傾向にあります。
交通事故防止のためには、シートベルトやチャイルドシートの使用や、歩行者の入念な安全確認が重要です。
また、歩きながらや運転しながらのスマートフォン操作は、重大な事故につながる危険があります。
歩行者・運転手双方が、つねに周囲の安全を確認することが大切です。
参考：長岡市 防犯・交通安全
防災情報の確認
長岡市で想定される自然災害によるリスクやハザードマップは、ながおか防災ホームページから確認できます。
長岡市は、洪水・津波・土砂災害・内水・ため池のハザードマップを公開しています。
特に2019年10月に発生した台風19号では、洪水による大きな被害を受けました。
ハザードマップには、災害時に危険な地帯や避難場所など、安全のために欠かせない重要な災害情報が記されています。
お住まいの地域のハザードマップを確認し、日頃から災害に備えましょう。
参考：ながおか防災マップ
スーパーや医療機関の数
長岡市にはスーパーが約50店舗あります。
また、長岡市にある医療機関の数は一般診療所が約140ヵ所、病院が約10ヵ所です。
子育て世帯が引っ越す際は、周辺環境を念入りに調査しましょう。
引っ越し前に押さえておくべき賃貸の周辺環境に関しては、以下の記事を参考にしてください。
参考：NAVITIME 新潟県長岡市のスーパー
JMAP地域医療情報システム 新潟県長岡市
長岡市の主な子育て支援制度
長岡市が実施している子育て支援制度に関して、ここでは具体的に3つご紹介します。
はじめての離乳食相談会
はじめての離乳食相談会は、これから離乳食を始める生後4〜5ヵ月の子どもを持つ家庭を対象にした相談会です。
はじめての経験で不安が多い離乳食の基本や進め方を、丁寧に解説してくれます。
母子・父子自立支援プログラム
母子・父子自立支援プログラムは、ひとり親家庭を対象に、求職活動を支援するプログラムです。
ハローワークや母子家庭等就業・自立支援センターなどの関係機関と連携し、就労と自立を支援します。
子ども家庭センター
子ども家庭センターは、親子関係に悩みを抱えている方や、子どもの発達に不安がある方などが利用できる、気軽に悩みを相談できる施設です。
秘密は厳守されるため、安心して相談できます。
内容ごとに相談室が用意されており、さまざまな悩みに対応可能です。
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長岡市の待機児童数
長岡市では、待機児童ゼロを達成しています。
2020年4月1日時点では1人発生していたものの、ほかの市に比べると待機児童数が少ないのが特徴です。
長岡市では『長岡市子育て・育ち“あい”プラン』を策定し、市が中心となって子育てを支援しています。
充実した子育て支援制度により、共働き世帯にも優しい街づくりが進んでいるのです。
長岡市で子育てにおすすめの施設
最後に、長岡市で子育てにおすすめの施設を3つご紹介します。
国営越後丘陵公園
国営越後丘陵公園は、コスモスやばらなど、季節ごとに美しい花を楽しめる公園です。
広大な敷地には、自然の美しさを堪能できるさまざまな施設が揃っています。
また、約120ヘクタールの健康ゾーンでは、子どもからお年寄りまで体を動かして遊べます。
イベントも随時開催されており、親子で楽しめる施設です。
参考：国営越後丘陵公園
新潟県立近代美術館
新潟県立近代美術館は、アート作品や歴史的な名品など、芸術の真髄に触れられるさまざまな企画展が魅力の施設です。
絵本づくりや版画体験など、親子で参加できるワークショップも開催されています。
楽しみながら子どもの芸術への興味関心を引き出せる、おすすめの美術館です。
参考：新潟県立近代美術館
古志高原スキー場
古志高原スキー場は、長岡市山古志にあるスキー場です。
初心者コースから上級者コースまで完備しているほか、子ども用のちびっこゲレンデも用意されているため、親子で安心してスキーを楽しめます。
スノーボードの滑走も可能です。
頂上からの景色は抜群で、体を動かす楽しみと長岡市の豊かな自然を堪能できます。
参考：古志高原スキー場
まとめ：長岡市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
今回は、新潟県長岡市の子育て環境や支援制度などを解説しました。
長岡市は、市が中心となって子育て世帯を支援しており、気軽に相談できる体制やひとり親家庭のサポート体制などが整っています。
また、豊かな自然を活かした公園やスキー場など、親子で楽しめるスポットが充実しているのも魅力です。
新潟県への引っ越しを検討されている方は、子育て世帯が住みやすい長岡市も候補に選んでみてはいかがでしょうか。
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