水戸黄門で有名な水戸光圀公の街、水戸市は茨城県の県庁所在地です。
水戸市は古くから歴史と文化の街として、また行政・経済の中心地として栄えてきました。
一方で、豊かな那珂川の下流にあるため、ごぼうなど野菜の栽培も盛んな土地でもあります。
同時に水戸市が力を入れているのが、子育て世帯や子育てに対するさまざまな支援です。
この記事では、水戸市でのこれからの子育てをより具体的に想定できるよう、支援の内容や暮らしの環境を解説します。
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目次
水戸市は子育て支援に力を入れている
水戸市は、地域医療体制の確立と充実、災害に強いまちづくり、観光拠点の形成などさまざまな面から市民の暮らしをサポートしています。
子育て支援となる未来への投資プロジェクトもその一つです。
子育て世帯の経済的負担を軽減
水戸市は子育て世帯に対して、次のような経済的負担を軽減する取り組みに力を入れています。
- 幼児教育・保育の無償化
- 2023年度から実施予定の中学校給食の無償化
- 18歳までの医療費助成(子ども医療福祉費助成制度) など
水戸市では安心して子どもを生み育てやすい環境を作るため、さらに具体的な制度の実施を検討しています。
水戸市ならではの魅力ある教育
水戸市ならではの魅力ある教育を推進するため、学力向上サポーターによる学習指導やデジタルを活用した教育に力を入れていることも特徴です。
注力している項目には芸術教育や社会体験、自然体験学習なども含まれています。
特に習熟度別学習を取り入れている英語教育では、2021年度現在で生徒の半数以上が英検3級相当の学力を持つとされるほどのレベルです。
水戸市の子育て環境
ここでは実際に子どもが暮らす生活環境を、さまざまな統計資料を通してみてみましょう。
子どもの人口
2023年1月1日現在の水戸市における子どもの人口は32,494人で、これは総人口の約12%にあたります。
教育施設の数
2020年現在、水戸市にある教育施設の数は次の表のとおりです。
幼稚園 | 31園 |
---|---|
小学校 | 35校 |
中学校 | 18校 |
高等学校 | 15校 |
なかでも元石川町にある百合が丘ひまわり保育園は、子どもの健康な身体と心を育み、保育士や友だちとの関わりから自己肯定感を高め、好奇心や探究心を育てるための保育を実施しています。
保護者にとって安心して預けられる保育を目指し、相談や要望、意見に対してわかりやすい説明に努め、適切な連携によって子どもにとって良い環境、人間関係を築くとしています。
周辺環境
子どもと水戸市で暮らすとき、安全安心なのかどうかを各種の統計データからみてみましょう。
犯罪情報の確認
水戸市内の刑法犯認知件数は、次のように推移しています。
年 | 刑法犯認知件数 |
---|---|
2015年 | 3,055件 |
2016年 | 2,962件 |
2017年 | 3,016件 |
2018年 | 2,717件 |
2019年 | 2,075件 |
2020年 | 1,653件 |
交通事故の多い場所を確認
茨城県が公表しているデータによると、2022年に水戸市で発生した交通事故は844件で、うち死亡事故7件、死者7名、負傷者は1,046名となっています。
2021年の発生件数が5件と特に多いのが、城南1丁目の駅南中央交差点です。
水戸駅から南下する下り坂は交通量が多く、付近にはコンビニをはじめ多数の店舗があり歩行者や自転車の通行量も多いためと考えられます。
参考:茨城県 市町村別交通事故発生状況(令和4年12月末)
参考:一般社団法人日本損害保険協会 (茨城県)ワースト2駅南中央交差点
防災情報の確認
水戸市のホームページには防災への備えとして、ハザードマップや避難所・避難場所等の情報が掲載されています。
さらに、水戸市全域が東海第二発電所の30キロメートル圏内であることから、原子力災害への備えが含まれているのが特徴です。
スーパーや医療機関の数
水戸市にはスーパーマーケットが約55店舗あります。
医療機関は小児科や耳鼻咽喉科などの一般診療所が約200ヵ所、病院は約25ヵ所です。
人口10万人あたりの施設数は、内科や皮膚科は全国平均を上回っていますが、小児科はやや下回っています。
子育てではスーパーや医療機関の充実度は重要です。
引っ越し先を探すときは、下の記事をチェックしてみましょう。
水戸市の主な子育て支援制度
ここからはより具体的に、水戸市の展開している子育て支援制度の例をご紹介しましょう。
出産・子育ての補助金・助成金制度
出産や子育てでは、次のような補助金・助成金制度を利用できます。
出産育児一時金 | 408,000円または420,000円(出産する医療機関によって異なる) |
児童手当 | 児童1人あたり10,000円または15,000円(年齢によって異なる) ※所得制限額を超える世帯には児童1人あたり5,000円 |
ひとり親医療費助成 | 自己負担額(調剤薬局は除く) 外来:1日600円(医療機関ごと・月2回まで) 入院:1日300円を上限として月3,000円まで |
児童扶養手当 | 児童1人の場合:全額支給43,070円/一部支給10,160〜43,060円 以降児童人数ごとに加算あり・所得制限あり |
参考:水戸市 出産育児一時金・児童手当・ひとり親医療費助成・児童扶養手当
産前産後支援センターすまいるママみと
産前産後支援センターすまいるママみとは、さまざまな不安や戸惑いを感じることの多い妊娠中から産後1年未満のママを応援しています。
保健師や助産師の母子保健コーディネーターが、電話や訪問などでサポートする制度です。
水戸市子育て支援総合ガイドブック
特に市外から転入してきた子育て世帯にとっては、水戸市にどのような制度があるのか、どこに相談すればいいのかといった情報は貴重です。
子育て支援総合ガイドブックには、子育て世帯に役立つ情報がたくさん掲載されています。
市役所や子育て支援関連施設などで冊子を配布していますが、取りに行けない方は、ホームページからPDFをダウンロードしましょう。
参考:水戸市 水戸市子育て支援総合ガイドブックをご利用ください
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水戸市の待機児童数
水戸市の待機児童数は、2020年4月時点で23名、2021年4月時点で8名、2022年4月では3名と順調にしかも大幅に減少しています。
参考:水戸市 水戸市の子育て《未就学児》
参考:茨城県 保育所等利用待機児童数について(令和3年4月1日現在)
水戸市の子育てにおすすめの施設
歴史ある自然豊かな街、水戸市には子どもと一緒に楽しめる施設がたくさんあります。
ここでは3つをご紹介しましょう。
千波湖 少年の森
千波湖少年の森は、千波湖のほとりにあるレクリエーション広場です。
敷地内には広い芝生とカラフルなアスレチック遊具が並んでいます。
子どもたちは思い切り体を動かし、パパ・ママは森で森林浴と家族みんながそれぞれ楽しめます。
森林公園
木葉下町に位置する森林公園は、水戸市北西部の丘陵地帯に広がる公園です。
広大な敷地には、雑木林や松林、湧水があり、里山の豊かな自然に触れられます。
実物大の恐竜模型が点在する恐竜広場やそば打ち体験ができる森の交流センターなどもあり、家族みんなで楽しめます。
参考:水戸市森林公園
水戸偕楽園
水戸偕楽園は、江戸時代の水戸藩藩主・徳川斉昭公によって、領民の休養と教育の場として開園されました。
約100品種、3,000本の梅の木が広がり、2月下旬からは梅まつり、以降は桜、つつじ、秋には萩といつ来ても季節を感じられる場所です。
水戸の歴史と文化を、子どもと一緒に感じてみてください。
参考:日本三名園 偕楽園
まとめ:家族で水戸市に住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
特急を利用すれば首都圏も通勤圏内に入る水戸市は、緑が豊かで県都としての利便性も高い都市です。
特に子育て世帯にとってはさまざまな支援制度があり、子育てに適した環境があります。
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