転勤、就職、子どもの大学の入学……物件探しをするシーンはいろいろあると思います。
そこで1から物件探しをするとき、さあ、まず何からはじめよう?となることはありませんか?
最初に何を決めて、どう物件候補を絞り込んでいくのかなど、気になりますよね。
今回は、物件の効率的な探し方を解説します。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談を24時間LINEやチャットで受け付けております。
「物件が見つからない」「部屋探しに疲れた」とお悩みの方はぜひご活用ください。
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目次
どこに住みたいか決める
まずはどこに住みたいかを決めましょう。
例えば、転勤先が東京の新宿オフィスになったらどこに住みたいでしょうか。
新宿に家族向けの2LDKを借りると家賃が高くなってしまうと思いますが、新宿につながっている路線の中央本線や京王線の沿線に住めば、家賃を抑えて住むことができますね。
そのように沿線の物件をいろいろチェックして、住みたい場所(駅)の候補を2つか3つほど用意しておきましょう。
また、特定の施設の近くに住みたいというときは、賃貸スタイルの賃貸検索で簡単に調べられます。
勤務する病院の近くに住みたいお医者さん、看護師さん、また患者さんの付き添いの方はほすぴた賃貸で病院周辺の賃貸を探すのもおすすめです。
自分の予算を決める
何円までなら家賃を出せる、という予算を決めておきましょう。
目安としては、自分の収入(世帯の年収)の3分の1以内に収めるのがポイントです。
それ以上かかると、生活を圧迫してくるので無理のない範囲で決めておきましょう。
不動産会社に行くと、予算以上の物件を勧められることも多々ありますが、その家賃が毎月払えるのかしっかり把握しておきましょう。
部屋の広さ、間取りを決める
最低何部屋必要なのか
最低何部屋必要かを考えましょう。
例えば、子どもと夫婦3人暮らしなら、子どもは何歳でしょうか。
幼稚園くらいならまだ親の目の届く範囲にいたほうがいいので寝室が同じでもいいですが、思春期くらいの子どもだと、1人の部屋が欲しいというかもしれません。
その場合、夫婦が同じ寝室でいいなら、夫婦の寝室1部屋、子ども部屋1部屋、それにリビングダイニングキッチンで、2LDKで大丈夫そうですね。
▼間取りやLDKなどの解説は、以下の記事で詳しく解説しています。
・LDKとDKって何がどう違うの?広さは?賃貸物件探しで知っておきたい間取りの知識をご紹介!
一人暮らしはキッチンは分かれているほうがいいか
1R
キッチンが部屋のなかについている、もしくはキッチンがない部屋。ワンルームと読みます。
1K
キッチンが部屋の外に独立してついています。
しかし、DKやLDKというわけではないので、K(キッチン)は平均1.5畳程度で廊下につけられている場合が多く、狭いキッチンになります。
一人暮らしには充分ですが、キッチンにテーブルを置いて家族でご飯を食べたい場合は、DKやLDKを選ぶといいでしょう。
2人住まい以上はダイニングは広いほうがいいか
先述のように2人住まい以上は、ご飯を一緒に食べたり、テレビを見たりする部屋と寝室を分ける可能性があるので、1DKや1LDK以上がおすすめです。
DKとLDKの区分
DKとLDKは広さ的にどう違うのか、 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会の取り決めたデータをもとに以下の表で確認できます。
DK以外の居室が1部屋なら、4.5畳でもDKということができるんですね。
ここも覚えておくといいでしょう。
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賃貸サイトで条件にあった物件をチェック
住みたい条件を賃貸サイトに入力していく
どこに住みたいか、予算、間取りを決めたら、早速その条件を賃貸スタイルのサイトに入力していきましょう。
希望の地域や予算など、優先したい項目から検索すればすぐに物件情報が得られるので効率的です。
今はスマートフォンでささっと調べられるので便利ですね。
賃貸スタイルを使って物件探しをするには、トップページから希望する地域を選びます。
次に、駅や路線、学校などの項目で検索したあとは、さらに細かい条件を指定できるので便利です。
賃貸物件の家賃や間取りなどの条件を追加しましょう。
賃貸スタイルでは、お気に入りのお部屋が見つかったあとも物件の周辺情報が簡単に確認できます。
生活に必要なスーパーやコンビニなどの場所の確認だけでなく、お部屋からの距離などもわかるので便利です。
家賃相場もざっと調べておく
予算内の希望の物件はありましたか?次は住みたい場所の家賃相場も調べておきましょう。
例えば、「賃貸スタイル」などの賃貸物件情報サイトで調べるとどれくらいあったでしょうか。
自分の希望の家賃が安すぎるとなかなか思ったものがなかったり、また逆に、思ったより安い物件が見つかったりすることもあると思います。
広さも家賃も譲れない!それでも家賃を抑えるには?
どうしても2LDK欲しいけど家賃はなるべく抑えたい、などの事情があれば、以下の点をチェックしてみましょう。
築年数が経っているものを選ぶ
築年数が経っていてもリノベーションがしてあれば、わりときれいな物件もあります。
駅徒歩の距離を妥協する
駅より遠くなれば家賃は下がります。
逆に駅徒歩5分などですと、駅からアクセスが便利なぶん家賃が上がります。
自転車を活用するなどして家賃を下げる工夫するのもいいでしょう。
不動産会社に問い合わせる
希望の物件はすべて不動産会社に問い合わせてみよう
賃貸サイトを検索して、希望の物件は見つかりましたでしょうか。
気になった物件があれば、すべて問い合わせてみましょう。
お電話での問い合わせも便利ですが、賃貸スタイルには「お気に入り」に入れた物件を一括チェックし、メールで気軽に問い合わせができる機能があるのでさらに便利です。
複数の不動産会社から連絡が来る場合がある
実は賃貸サイトの物件は、不動産会社がそれぞれ物件を出しているのでAという物件とBという物件の担当不動産会社が違うことがよくあります。
そのときは何件かの不動産会社からメールもしくは電話で折り返しの返事があるので、見落とさないようにチェックをしておきましょう。
不動産会社に行く
最低2件以上は不動産会社をまわってみる
自分に合った不動産会社を探すためにも、最低2社は不動産会社をまわってみましょう。
担当者が自分に合っているか、強引に契約させようとしてこないか、など特色が見えてくると思います。
何社か見ているとそのなかから選べるので、選択肢は多いに越したことはないです。
予算より少し高い物件から見学させる不動産会社は要注意
なかには予算より高いきれいなところから見学させて、目を慣れさせ、高い物件を契約させてしまおうという不動産会社もあります。
家賃が高い綺麗なところから見ると、なかなかランクを落としたくなくなるものです。
まさに筆者も過去にそれで部屋を契約してしまい、しばらくは月収の3割を超えた家賃で後悔していた記憶があります。
自分が毎月家賃を払い続けても生活していけるかしっかり考えて、軸がブレないようにしましょう。
いい不動産会社を見つけたらそこに見つけた物件を送ってみる
良い不動産会社とは、例えば以下の特徴のある不動産会社です。
- 感触がいい
- 親切
- 押し売りをしない
- 問い合わせした物件が全部埋まっているなど、釣り物件で釣るような対応をしない
感触のよかった不動産会社は、ぜひこれからも懇意にしてお世話してもらいましょう。
相性がいいと感じたら、インターネットで見つけた物件をどんどん「見学したい」と送ってみましょう。
仲介でお客さんと管理会社の間を受け持って物件を紹介する不動産会社は、自社管理物件でなくても紹介できる場合が多いので、たいてい紹介してくれるはずです。
ただし、仲介料が高くなるなどデメリットが多い物件は、その物件を自社管理している不動産会社に頼むのがいいでしょう。
ただ、通常の仲介物件なら仲介料は変わらないはずです。
見学の際のチェックポイント
ではいよいよ、希望の物件を見学していきます。
そのとき、お部屋の内装や設備も大事ですが、それ以上に重要なポイントがあるので、しっかりチェックしていきましょう。
ズバリ、それはあなたの住む賃貸物件の周辺の環境です。
周辺の環境をチェックする
隣に住んでいる方、上の階の方、下の階の方、近くに大家さんが住んでいる、など集合住宅に住むとさまざまな方の近くで暮らすことになります。
そのとき、以下のような違和感をおぼえたら、どんなに気に入った物件でも本当に契約していいか一度じっくり考えてみたほうがいいと思います。
夜に近くを歩いてみる
物件見学が昼間だと、夜の物件の様子がわかりません。
夜に物件を外から見に行ってみると、上の階がパーティーを開いて騒いでいたり、隣の方が窓を開けて大音量で音楽を流していたり、ということが発覚することもあります。
念のため、住みたいなと思った物件は、見学した時間と違う時間もチェックするといいでしょう。
廊下にガムやゴミは落ちていないか
廊下は住人の共用部分ですが、そこは汚れてはいないでしょうか。
空き缶が落ちていたり、ガムが吐き捨てられていたりしたら、そこに捨てた人や吐き捨てた人がそのマンション・アパートの住人の可能性があります。
ゴミ捨て場が荒れていないか
ゴミ捨て場が荒れていると、粗雑にゴミを出す住人がいるということです。
あるいはきれいに管理がされていないのかもしれません。
烏や野良猫による仕業も考えられますが、そういった物件は避けるのがベターといえます。
ポストが荒れていないか
ポストが荒れているということは、定期的に住人がポストからチラシを回収していないということです。
また、チラシを捨てる用のゴミ箱の設置があるかどうかも、しっかり観察しておきましょう。
掲示板には何か注意書きが書かれていないか
共用部の掲示板には、何か注意が書かれていないでしょうか。
- 夜間の騒音は控えましょう
- ゴミはしっかり分別しましょう
- 駐輪場の自転車はきれいに停めましょう
など、注意が書いてあれば、住人から苦情が出て管理会社が貼っている可能性があります。
管理会社は近いか、大家さんは親切か
管理会社が近くにあるか、大家さんがいるなら大家さんはいい方かがチェックできるといいでしょう。
管理会社が近くにあると便利なメリット
カギをなくしたり、水道が壊れたりしたときなど、近くに管理会社があると頼れるので安心です。
あまりにも遠い場所だと、カギを取りに行くのも一苦労。
一晩中家に入れなかった、なんていうことは避けたいものです。
大家さんの人柄
大家さんは物件の近くに住んでいることもありますが、遠方に住んでいる、そもそも契約の際に一切登場しないというケースもあります。
都会の物件に多いケースです。
そのケースを除いて、例えば近くに住んでいたりこれから関わりがありそうな場合は、どのような方か事前に知ることができると安心です。
実際に住んでみたら、大家さんがゴミの分別に厳しく自分が捨てたゴミを開けて、分別できていないのを注意された、などのケースもあります。
長く生活して初めてわかることもありますが、事前に少しでも察知できそうな情報は収集しておいたほうがいいでしょう。
賃貸スタイルを使ってお部屋探しをしてみよう!
賃貸スタイルで賃貸物件を探すために、各都道府県から希望のエリアを選んだあとの検索方法には何があるのかを知っておきましょう。
駅から検索する方法では、駅名からだけでなく希望の路線や駅沿線を入力しても詳しい賃貸物件情報が確認できます。
特に人気のある駅のピックアップ情報もありますので参考にしてください。
こだわりのテーマや場所、入居条件や価格などの特集コーナーには、多様な切り口の検索条件があるのも賃貸スタイルの特徴です。
小学校や保育園、病院、ショッピングセンターなど、細かい指定条件が多くあるので希望の物件を効率的に見つけられるでしょう。
建物や設備の条件には、ゆったり収納や家具付きのお部屋、宅配ボックス付きなどもあります。
また、趣味やライフスタイルの項目には、ペット飼育が可能なお部屋やセキュリティ・防犯対策などもあります。
賃貸スタイルは提供する情報が豊富なので、細やかなニーズにも対応できるのが大きなメリットです。
一人暮らしの方が賃貸スタイルを使って希望の地域から賃貸物件を探す場合の方法を、事例をご紹介しながら解説します。
例えば、東京エリアで通勤に便利な駅近の物件を探すには、条件を駅名にして検索すると良いでしょう。
①地域を選ぶ
賃貸スタイルのトップページから住みたい地域を選択しクリックします。
②検索方法を選ぶ
住みたい市区町村や学校などの生活施設、豊富な特集の項目からニーズに合わせて検索できます。駅・路線から選ぶ場合「さらに条件を指定」で希望を追加。例えば、上野駅で検索すると、物件情報を確認できます。
③上野駅周辺の物件が見つかったら「さらに条件を指定」で希望の条件を追加します。家賃や間取りのほかに欲しい設備なども細かく指定できます。
④気になるお部屋が見つかれば、近くのスーパーマーケットなどをチェックしましょう。「物件の周辺情報」からクリック一つで確認可能です。お部屋との位置関係や距離も把握できて便利!
⑤賃貸スタイルでは気になるお部屋の「周辺のハザード情報」と「生活情報」もチェックできます。ガスや水道などの公共料金、ごみの分別や治安に関する情報もしっかり確認しましょう。
⑥賃貸スタイルは2項目のみを入力すればお問い合わせ完了です。
お急ぎの場合は電話でのお問い合わせでも大丈夫です。
手間や時間を省けるサービスには、オペレータが複数の不動産会社にお問い合わせ代行をする、賃貸スタイル「住まいの紹介サービス」もありますのでぜひご利用ください。
万全の備えをして、効率的な物件探しをしよう!
いかがでしたでしょうか。
どこから物件探しをはじめていいかわからない方も、なんとなく感触がつかめたのではないでしょうか。
効率よく探すにはコツがありますので、この記事を参考にしつつ、試してみてくださいね。
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