歴史的な文化財や自然環境を活かしたレジャーの多さが特徴の福島県。子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、福島県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、福島県ならではの取り組みを4つピックアップしてご紹介します。これから子育てを福島県でする予定のある方、今まさに子育てをされている方はぜひ参考にしてみてください。
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赤ちゃんとのお出かけや日々の子育てを直接サポート!福島県の子育て支援制度
福島市子育て支援ガイドブック「えがお」
子育てにまつわる制度や施設、お役立ち情報などをまとめた子育て支援ガイドブック「えがお」を無料で配布しています。
妊娠がわかってからすることや子育てに悩んだ時の相談先、障がいや発達が気になる場合の子育て支援など、幅広いテーマについて詳しく書かれています。
市内の公園や遊び場、保育所マップなど、子どもとのお出かけや預け先についてもこの冊子で確認できます。もしもの時の連絡先やかかりつけの病院を記入する欄もあるので、緊急時に備えて持ち歩くと良いかもしれません。
福島市保健福祉センターや市役所窓口、各支所などで配布していますが、下記HPからの閲覧やダウンロードも可能です。
参考:令和2年度 福島市子育て支援ガイドブック「えがお」(福島市)
福島県の子育てポータル「すくすくひろば」
ポータルサイト「すくすくひろば」では、福島県での子育てに関する情報を発信しています。子育てにやさしいお店や施設、いざという時の連絡先や参考サイト、幼稚園・認定こども園の情報など、日々の子育てにすぐ役立つ情報がカテゴリ別にまとめられています。
「子育てナビ」のカテゴリではさらに詳しく「新生児」「相談」「医療」など細かくカテゴリ分けされており、知りたい情報にすぐアクセスできるようになっています。
お住まいの各自治体のHPにもリンクが張られているので、困ったときはこのすくすくひろばを見てみると良いかもしれません。
赤ちゃんおでかけ応援事業補助金
小さな赤ちゃん連れの方が安心して出かけられるよう、福島県ではおむつ替えスペースを整備するための物品購入費について、対象商品の購入費の9割(上限20万円)を補助しています。
応募資格は県内で乳幼児連れの方が訪れる施設の設置または管理業者などで、商業施設や医療施設、宿泊施設などが当てはまります。対象となる物品はおむつ交換台やベビーベッド、着替え台など、おむつ替えスペースを整備するためのものに限ります。
補助を受けるためには、事前に事業計画書などの所定の書類を県の担当課あてに提出する必要があります。
参考:赤ちゃんおでかけ応援事業(福島県)
ホームスタート(家庭訪問型の子育て支援)
ホームスタートとは、研修を受けたボランティアが未就学児のいる子育て家庭を訪問する、家庭訪問型の子育て支援です。
週に1回2時間程度の訪問を定期的に行い、育児や家事を一緒に行ったり、相談に耳を傾けたりといった活動をしています。子育てに悩みを抱えていたり、疲れて辛くなってしまったりといった状態の親に対しても、徐々に他の支援や人々の輪に加わり地域に溶け込めるようなお手伝いをしています。
ホームスタートの実施団体は、2018年4月1日現在で県内に10団体あり、その詳細は下記HPで確認することができます。
参考:ホームスタート(家庭訪問型の子育て支援)(福島県)
参考:NPO法人ホームスタート・ジャパン
乳幼児の支援に注力し、赤ちゃんとのお出かけもしやすい福島県
福島市子育て支援ガイドブック「えがお」や福島県の子育てポータル「すくすくひろば」など、他県同様の基礎的な取り組みも押さえながら、「ホームスタート」など県独自の取り組みにも力を入れている福島県。特に「赤ちゃんおでかけ応援事業」は珍しく、安心して赤ちゃんとのお出かけを楽しめる施設もどんどん増えてきているのではないでしょうか。
県内でもさらに各自治体によってそれぞれ取り組みが異なるため、気になる方はぜひ公式HPをご覧になってみてはいかがでしょうか。
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