賃貸のトイレをDIYしたい方必見!場所別のおすすめの方法や注意点をご紹介

賃貸のトイレをDIYしたい方必見!場所別のおすすめの方法や注意点をご紹介

賃貸物件のトイレは、構造やデザインが似たり寄ったりで、基本的に物件によって大きな差はありません。

しかし、トイレは毎日使用する場所であり、快適に過ごすために自分のお気に入りの空間にカスタマイズしたいと考える方も多いでしょう。

とはいえ入居者には原状回復義務が生じ、トイレをどのようにカスタマイズすればいいか悩む方も多いです。

そこで今回は、賃貸物件のトイレをDIYするおすすめの方法や注意点をご紹介します。

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賃貸のトイレでできる主なDIYの事例

トイレという限られた空間で、どのようなカスタマイズができるのかを考えるために、賃貸のトイレでも可能なDIYの事例をご紹介します。

壁まわりのDIY

狭いトイレであっても、壁まわりをDIYすることで雰囲気の変化を楽しめます。

例えば、ウォールステッカーや剥がせる壁紙を貼ったりするのもおすすめです。

材料は100円均一やホームセンターで買えるため、気楽にDIYできます。

【ウォールステッカーの貼り方】
好きなウォールステッカーを準備し、変えたい壁に貼り付けます。
何種類かのウォールステッカーを購入しておけば、好みに合わせて組み合わせることも可能です。
なお、ウォールステッカーはシール状になっているため、剥がしても跡が残りにくいです。
【剥がせる壁紙の貼り方】
剥がせる壁紙は、デザインだけではなくサイズも豊富にあるため、トイレの壁に合わせた大きさのものを購入しましょう。
剥がせる壁紙もシール上になっていることから、接着剤を使用せずにDIYできます。

床まわりのDIY

床まわりのDIYも手軽に楽しめます。

例えば、クッションフロアやフロアタイルを敷くと、雰囲気が変わるでしょう。

床のDIYに使用する材料も、100円均一やホームセンターで購入できます。

【床まわりのDIY方法】
①まず、床に新聞紙を敷き型紙を作る
②新聞紙で作った型紙をDIYしたい床材に当ててカットする
③切り抜いた床材を両面テープなどで、トイレの床に貼り付ける

窓まわりのDIY

窓があるトイレの場合は、窓枠を作ったり、ディスプレイ用の飾り棚を設置したりすることでDIYできます。

材料は100円均一やホームセンターでも揃えられるため、窓まわりも簡単にDIYを楽しめるでしょう。

【窓枠を設置する方法】
①窓の大きさに合わせて木材をカットする
②カットした木材を窓の形に合うように組み立てる
③好きな色に塗装する
④作った窓枠を窓にはめ込む
【ディスプレイ用の飾り棚の作り方】
①棚板用の木材とバルサシートを窓の長さに合わせてカットする
②バルサシートの側面にボンドを塗って、棚板用の木材を貼り付ける
③ボンドが乾いたら、好きな色に塗装する
④2本の突っ張り棒を用意し、窓と平行になるように取り付ける
⑤突っ張り棒に被せるように、木材を設置する

タンクまわりのDIY

タンク付きのトイレをおしゃれにカスタマイズしたいなら、タンクレス風にDIYするのがおすすめです。

タンクレス風のDIYで使えるアイテムには、リメイクシートや木材、マスキングテープ、カラーボードなどさまざまなものがあります。

リメイクシートは木目調やタイル調のデザインを選べば、落ち着いた雰囲気を演出できます。

【タンクレス風トイレをDIYする方法】
①カラーボードや木材で、床からタンクの上までの高さと壁から壁の幅がある枠組みを作成する
②作成した枠組みに沿ってリメイクシートを貼る

ほかにも、タンクの上に突っ張り棒を活用して収納棚を作ったり、ウォシュレットを設置したりすることも可能です。

ただし、ウォシュレットを設置する場合は、給水管を外す必要があるため、工事が可能かどうか事前に大家さんや管理会社に確認しなければなりません。

賃貸物件でウォシュレットを設置する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

>>賃貸物件でもウォシュレットの取り付けは可能?注意点と設置時の手順

賃貸のトイレをDIYする前にチェックしておくこと

賃貸物件のトイレをDIYする方法はさまざまです。

カスタマイズする際に必要な材料や工具を購入する場所、選び方のポイントを押さえておけば、初心者でも手軽にDIYを始められます。

DIYをする前にチェックしておきたいことをみていきましょう。

DIYができるトイレなのかを確認する

まず、DIYできるトイレなのかを確認しておきましょう。

例えば、間取り的に狭く、収納棚を設置できないケースも考えられます。

ほかにも、コンセントやアース線の有無などもDIYに影響するかもしれません。

トイレを好みの空間にしても、使い勝手が悪くなっては意味がないです。

そのため、快適に使いやすいトイレにするにはどうしたらいいか、ゆっくりと考えるところから始めるのがおすすめです。

DIYに必要な用具・用品と購入場所

トイレのDIYで用いる基本的な用具や用品は、以下のとおりです。

  • はさみ
  • カッター
  • 定規
  • 接着剤

DIYの費用をおさえたいなら、100円均一をうまく活用するのがおすすめです。

近年は100円均一でも品揃えが豊富になっているため、DIYに必要なものを安く揃えられるでしょう。

100円均一で揃えられないものは、ホームセンターやインターネット通販で購入するのがおすすめです。

セール期間を狙ったりまとめて購入したりすれば、費用を抑えられます。

賃貸でトイレのDIYをするときの注意点

賃貸物件がDIY可能であれば、トイレを自由にカスタマイズできます。

ただし、ポイントを押さえてDIYを進めないと、のちにトラブルに発展してしまうこともあるかもしれません。

退去時に高額な修繕費用が請求されることを避けるためにも、必ず注意点を確認しておきましょう。

大家さんや管理会社に確認しておく

大家さんや管理会社には、事前にどのようにDIYするのか報告しておくといいでしょう。

大家さんや管理会社に事前の許可を取ってDIYを進めれば、安心して作業を進められます。

また、賃貸物件のなかにはDIY不可の物件もあります。

このような場合、原則としてトイレのDIYはできません。

ただ大家さんや管理会社に確認すれば、DIYのやり方次第で承諾してもらえることもあるため、まずは相談してみることをおすすめします。

原状回復できる程度にとどめておく

入居者には、賃貸物件を退去するときに原状回復義務が生じます。

原状回復義務とは、国土交通省が定める入居者が負うべき決まりごとです。

原状回復の定義では、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧することとあります。

原状回復義務に違反する場合は、修繕費用を入居者が支払わなければいけません。

賃貸物件のトイレをDIYする際は、退去時のことを踏まえて壁に穴をあけたり、壁紙をはがしたりする作業は控えましょう。

なお、DIYの際に撤去した設備や部品類などは、しっかりと保管しておくことも重要です。

>>賃貸物件の原状回復とは?費用負担や相場、トラブル事例をご紹介

においのつきにくい製品を使う

トイレのDIYで壁紙を一新したい方もいるはずです。

壁紙のシートのなかには、きれいに剥がせるタイプのものも多くあるため賃貸物件のDIYにも適しています。

壁紙の種類によってはにおいを吸収しやすいものがあります。

このような壁紙を使用してしまうと、トイレ臭が壁紙に吸収され、トイレのにおいが残りやすくなることも多いです。

そのため、壁紙シートを選ぶときはにおいがつきにくいものを選びましょう。

トイレそのものを変えたいときはどうしたらいい?

賃貸物件のトイレそのものを変えたいときは、まず大家さんや管理会社に相談しましょう。

トイレ自体を交換するとなれば、大がかりな工事が必要となり、退去時に原状回復の義務が生じます。

また、大家さんや管理会社から交換の許可が出た場合は変えてもらう流れになりますが、その場合であっても、入居者都合になるので費用を負担しなくてはいけません。

そのため、何らかの理由によってトイレそのものを交換したい場合は、高額な費用が発生するのでよく検討しましょう。

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まとめ:DIYができる物件探しは気軽に相談できる賃貸サイトを利用しよう

賃貸物件のトイレは、収納場所を増やしたり、タンクレス風にしたりなど少し手を加えるだけで雰囲気は大幅に変わります。

DIY初心者でも比較的簡単に作業できる方法はあるので、トイレをお気に入りの空間にカスタマイズしたい方は挑戦してみましょう。

ただし、入居者には退去時に原状回復義務が生じるため、DIYするときは退去時のことを踏まえて作業を進めることが必要です。

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