【カナッペとは】ブルスケッタとの違いは?子どもが喜ぶレシピもご紹介

【カナッペとは】子どもが喜ぶ簡単レシピ3選!パーティーにもぴったり

一口サイズに切ったバケットやクラッカーに、好きな野菜やチーズなどを乗せて食べるカナッペ。

おやつ感覚でさまざまな味を楽しめるので、ホームパーティーにぴったりです。

この記事では、カナッペとはどのような料理でブルスケッタとの違いは何か、また語源や歴史、簡単にできるレシピまでを紹介します。

子どもが喜ぶメニューが知りたい方はぜひ参考にしてください。

カナッペとは?用語や語源、歴史を解説

カナッペとは?用語や語源、歴史を解説

まずは、カナッペとはどのような料理なのか、用語や語源、歴史を解説します。

カナッペとは?どんな料理?

カナッペとは、クラッカーや薄くスライスした一口サイズのバケットに、チーズや野菜、サーモン、キャビア、サラミなど風味の良い具材をのせた料理のことです。

見た目がカラフルでおしゃれなので、パーティーの前菜やお酒のおつまみとして人気があります。

オードブルや軽食、夜食として食べることもあり、一口サイズで手軽に食べられることも人気の秘密です。

土台となるパンは、オーブンで軽めに焼くか、油で揚げてからバターを塗ったものが使われるのが一般的。

日本の家庭で作るなら、クラッカーにハムやチーズ、トマト、ツナなどをのせても簡単においしく作れます。

ちなみに北九州の「小倉カナッペ」は、魚のすり身を薄い食パンで包み油で揚げた名物料理。

フランス料理のカナッペとはまた別のもののようですが、おいしそうですね。

カナッペのフランス語の語源、歴史を解説

カナッペの語源はフランス語のcanapéで、「背つき長イス」や「ソファ」という意味。

フランスでは貴族の館などでおこなわれる宴会の際、正式な食事の前に別室の長イスに腰をかけ、会話をしながらグラス片手に食事をする習慣があるようです。

カナッペは長イスで食べるオードブルの一つであることから、カナッペと呼ばれるようになったとされています。

他にも、パンの上にのっている具が、ソファに人が座る姿に見えるから、という説もあるようです。

カナッペという料理は、1600年代のルイ14世が国王だった時代からすでにあったといわれており、歴史あるフランス料理の一つともいえます。

カナッペの具で代表的なものは何?

カナッペの上にのせる食材には決まりはありませんが、肉類ならフォアグラやローストビーフ、パテ、蒸し鶏などが人気です。

魚介類なら、キャビア、スモークサーモン、オイルサーディン、茹でたエビなどが多く使われています。

カマンベールチーズやブルーチーズなどのチーズ、トマトやきゅうりなどの野菜、ニワトリやウズラのゆで卵なども、カナッペの具の定番です。

カナッペは食卓とは別にお酒のおつまみや夜食として食べることが多いため、風味がよくコッテリした具が好まれるのでしょう。

カナッペの具は、水分が少ないものを選ぶことがポイントです。

土台がパンやクラッカーのため、あまり水分が多いとベチャっとなってしまい食感が悪くなるだけでなく、片手で食べにくくなってしまうからです。

カナッペとブルスケッタ、オープンサンド、タルティーヌとの違い

カナッペに似た食事に、ブルスケッタやオープンサンド、タルティーヌなどがあります。

ブルスケッタはイタリアの軽食で、粗めのパンにオリーブオイルとにんにくを塗り、野菜をのせたもの。

カナッペとの違いは、オイルを塗るか塗らないかという点です。

オープンサンドとは、上にパンを載せないサンドイッチを指します。

特に一口サイズにこだわっていないことや、パンはカリッとさせるよりもふんわりしたまま食べることなどが、カナッペとの違いといえます。

また、タルティーヌはカナッペと同じフランス料理ですが、上にのせるものがバターやジャム、フルーツなど、甘いものであることが特徴です。

おつまみというよりも、子どものおやつとして出されることが多いようです。

その他、スペインのピンチョスやタパスも、カナッペのようなフィンガーフードの1種。

ピンチョスはバケットを厚めに切って好きな具を乗せ、串で刺したもの。

串刺しにしているため、見た目がカナッペと大きく異なっています。

タパスは小皿にフォークを添えた小皿料理で、どちらかというと日本の居酒屋で出てくるおつまみのようなイメージです。

パーティーでも活躍!カナッペの盛り付け方、作り方のコツ

パーティーでも活躍!カナッペの盛り付け方、作り方のコツ

おうちでカナッペを楽しみたい場合、せっかくならおしゃれで見た目も映える盛り付けにしたいですよね。

パーティーで楽しめるカナッペの作り方や、盛り付け方のコツを紹介します。

カナッペをおしゃれに仕上げるコツ

カナッペを作るときの基本は、水分の多い食材をなるべく避けることです。

カリカリのパンやクラッカーなどが土台となるため、水分が多いとフニャッとしてしまい、食感や見た目の良さが損なわれてしまいます。

水分の少ない食材を選んだり、野菜を使うときに水気をよく切ったりして対策しましょう。

また、食べる直前に盛り付けることや、パンと具材の間にディップやチーズなどを挟むことで、水分が浸透するのを防げます。

見た目をおしゃれにしたいなら、彩りの良い食材をバランスよくのせることや、具をのせすぎず、一口で食べられるくらいのボリュームにとどめることも大切です。

子どもも食べられるカナッペとは?

子どもが参加するホームパーティーでは、辛味や塩味の強いものを避けることや、子どもの口のサイズに合うように作ることがポイントです。

のせる具は、クッキーの型でハムやチーズ、にんじんなどをくり抜くと楽しみながら作れるのでおすすめ。

食べるだけでなく、一緒に料理を楽しみながらコミュニケーションを取れることも、カナッペの良さの一つですね。

子どもが喜ぶ簡単レシピ3選

子どもが喜ぶ簡単レシピ3選

お誕生日やクリスマスなどのホームパーティーでも活躍する、子どもが喜ぶカナッペの簡単レシピを紹介します。

クリームチーズとサーモンのカナッペ

クリームチーズとサーモンのカナッペ

クリームチーズとサーモンのカナッペはおしゃれでおいしい定番のレシピです。

クリームチーズに刻んだグリーンオリーブを混ぜ、クラッカーに乗せます。その上に一口大に切ったスモークサーモンをのせたら完成です。

大人用には、さらにハーブや胡椒などをトッピングすると、味にアクセントがつくのでおすすめですよ。

グリーンオリーブの好みは分かれるので、子ども用ならシンプルにクリームチーズとサーモンをのせるだけでも、十分おいしく食べられます。

星形のカナッペ

星形のカナッペ

チーズやハム、きゅうり、にんじんなど好きな具材を星型のクッキー型でくり抜き、重ねるだけでも可愛く仕上がります。

子どもが喜んで型抜きをしてくれるので、お手伝いの練習としてもぴったりです。

クリスマスなら、キャンディチーズやウズラなどで雪だるま風にしたり、ブロッコリーを重ねてクリスマスツリー風にしたりと、自由にアレンジして作ってみるのもおすすめです。

リッツで簡単おもてなしパーティーも

リッツで簡単おもてなしパーティーも

リッツをお皿に大量に用意して、ツナやフルーツ、生ハム、エビ、クリームチーズ、アボカドなど好きな具材を好きなだけ乗せて食べるリッツパーティーもおすすめです。

みんなが好きな具を選べるだけでなく、直前に具をのせることで、リッツのサクッとした食感をそのまま楽しめることも良いところ。

子ども向けやお酒に合うメニューなど、さまざまな具材を用意して楽しみましょう。

まとめ:簡単おしゃれなカナッペで盛り上げて

カナッペはフランス料理の一つではありますが、元のレシピに忠実になる必要はありません。

気軽に自由におうちでも取り入れられ、ちょっとしたコツをおさえれば子どもでも簡単に作れるのが魅力です。

ぜひ親子で楽しみながら、ホームパーティーをカナッペで彩ってみてくださいね。

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