【男の子】髪の毛の切り方のコツや道具は?初めての自宅カットのポイントをご紹介

バリカンで髪を切る写真

男の子は散髪の頻度が多いため、自宅でカットすれば節約になります。

私は美容の仕事とは無縁の素人ですが、長男が3~14歳、次男が1~12歳の各11年間、自宅でヘアカットをしていました。

清潔感のある状態に刈り揃えることを目的にすれば、自宅でのヘアカットで十分対応できます。

この記事では、初心者が子どものヘアカットを始める際に必要な道具や、カットのポイント、節約になる金額を紹介します。

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ママライタープロフィール

ayu

中学生と高校生の息子たちを子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
息子たちの興味に合わせて、鉄道、天体観測、自学などを楽しんできましたが、思春期になったいま、息子との会話は専らスポーツ観戦です。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、種類を問わず興味のおもむくままに楽しんでいます。

これだけは揃えたい!自宅でのヘアカットに必要な道具

バリカンの写真

自宅でヘアカットをするときに、これだけは揃えておきたい道具を紹介します。

刈り上げだけじゃない!何にでも使える「バリカン」

バリカンというと、刈り上げや丸坊主のイメージが強いかもしれませんが、毛量を減らしたり、髪の長さを整えたりするのにも欠かせません。

バリカンを買うときは、バリカンの刃先につける長さ調整のアタッチメントと、毛量調整のすき刈りアタッチメントがついているものを選びましょう。

長さ調整のアタッチメントをつけることで、セットした長さに髪を切り揃えることができます。

私は、3・6mm用、9・12mm用、15・18mm用、20~70mm用のアタッチメントを持っており、3・6mmはもみあげ、9・12mm用や15・18mm用はサイドや襟足の刈り上げ、20~70mmは全体の長さ調節に使い分けています。

すき刈りアタッチメントは、髪が伸び切ってもっさりとした髪型になったときに便利です。

バリカンの刃先につけて使うことで、髪の毛をすいて毛量を減らしながら自然に仕上げることができます。

基本の「はさみ」と「くし」

ハサミとくしの写真

「前髪を少しだけ切る」「飛び出した毛の長さを調整する」「耳回りにかからないようにカットする」などの細かな作業は、はさみを使うと良いでしょう。

また、くしも必需品です。

散髪途中に、髪の毛が浮いているときはくしを使って平らにならします。

浮いた状態でカットすると、髪を想定より短く切ってしまうことがあるため、要注意です。

散髪したあとには、髪の毛の間に残っているカットした短い髪をくしで一掃しましょう。

短い髪が残っていると、部屋中に髪の毛が散らばってしまいます。

部屋に髪が散らばるのを防ぐ「ヘアキャッチャー」

散髪用のケープを装着すると、カットした髪が散らばらず、掃除が楽です。

私は100均で購入したヘアキャッチャーを長年愛用しています。

散髪用ケープなどの名称でも売られています。

男の子のヘアカット、自宅でするとこんなにお得

自宅でのヘアカットが習慣化すると、散髪代の節約になります。

実際にどれぐらいの金額を節約できるのでしょうか。

小学校の6年間をピックアップし、我が家のケースで算出してみます。

私が当時、自宅でのヘアカットに使っていたバリカンは3500円程度のものでした。

ヘアキャッチャーは100均で購入、散髪のはさみ(通常とすきばさみの2種類)とくしは併せて1500円程度なので、必要な道具をそろえるのにかかった金額は5000円程度です。

もし散髪に行っていたとしたら、2ヵ月に1度(年6回)は美容院に行っていたでしょう。

カットにかかる金額を1000円とすると、1人にかかる1年間の散髪代は6000円で、この時点ですでに自宅でのヘアカットの方がお得です。

2人の子どもの6年間の散髪代は、6000円(1年間の散髪代)×6(年)×2(人)=7万2000円と算出できるので、6万円以上も節約できることが分かります。

1年間にかかる散髪代を減らしながら、かっこいい髪型に保ちたいなら「美容院で半年に1度プロにカットしてもらい、その間は自宅のヘアカットで長さをキープする」というような方法もおすすめです。

子どもの髪を切る前に準備すること

髪の毛の写真

素人が上手にヘアカットをしようと思うなら、環境や条件を完璧に整えることが大切です。

子どもの髪を切る前に準備しておきたいことを解説します。

髪が乾いていて切りやすい状態であること

美容院では散髪前に髪の毛を洗うなどして濡れた状態で散髪しますが、自宅でのヘアカットは髪が乾いた状態で切るのをおすすめします。

髪が濡れた状態で前髪を切って、乾いたあとに見たら思ったより短く切りすぎていた経験はありませんか?

髪が乾いた状態であれば、できあがりに近い状態でカットできるため、切りすぎの失敗を減らすことができます。

汗をかいたあとも髪がべたついて切りにくいので避けましょう。

私は外で遊んで帰宅した直後に息子から「髪切って!」と頼まれたことがありますが「きれいに切ってほしいなら、髪がべたべたのときはやめた方がいいよ」と断っていました。

じっとできる状態であること

安全に、失敗せずにヘアカットをするための絶対条件は、子どもが動かないことです。

子どもが疲れているときや、お腹を空かせているときにヘアカットをするのはやめましょう。

私は子どもが好きなテレビ番組を流し、集中している状態のときに切っていました。

慣れるまでは、耳元にバリカンを使うと、大きな音に反応して怖がったり嫌がったりすることもあります。

バリカンを使う前には、子どもの目の前で動かして、何をする道具なのかや動くと危険なことを説明しておくと良いでしょう。

また切った髪の毛が首について痒がることもあるので、タオルを用意して、すぐに拭けるようにしておくと安心です。

お風呂を沸かしておくこと

散髪後にお風呂に直行してすぐに頭を洗えるように、お風呂を沸かしておきましょう。

すぐに洗うことで、髪の間に残っているカットした短い髪の毛が、時間とともに部屋中に散らばっていくのを防げます。

湯船に入る前にしっかり頭を洗うのがポイント。

先に湯船につかってしまうと、お湯に無数の短い髪の毛が散らばって収集がつかなくなります……。

男の子の髪型は4つのポイントを押さえよう!

男の子の後ろ姿の写真

男の子の髪型は「毛量調整」「前髪」「もみあげ」「後頭部」の4つのポイントに分けると理解しやすいです。

気になるポイントだけをカットすることもできます。

毛量と髪の長さを調節

「全体的にうっとおしくなってきたな」と思ったら、バリカンにすき刈りアタッチメントを取り付けて全体の長さを整え、毛量を減らします。

髪の毛をすかないと、全体のもっさり感は消えません。

散髪の最初に全体の長さを整えておくことで、細かい部分のカットがしやすくなります。

前髪をカットする

前髪を切りたいときは、バリカンかはさみでカットします。

慣れるまでは、はさみを使った方が良いでしょう。

直線的な前髪にならないようにするコツは、髪の毛の毛先が上になるように持ち上げてカットすること。

一気に切らず、少しずつ慎重に、全体のバランスを見ながら切りましょう。

前髪を失敗すると「もう2度と家では切りたくない!」と言われてしまう可能性があるので、慎重すぎるほど慎重に進めましょう。

もみあげをバリカンでカットする

もみあげは、長さ調整のアタッチメントをつけてバリカンでカットしましょう。

10mm程度の長めのアタッチメントから始めて、バランスを見ながら徐々に短くしていくと違和感なく仕上がるでしょう。

ちなみに、もみあげは生えない方もいるほど、個人差がある部位です。

もみあげが濃い方は、髪が伸びたときにもみあげを整えるだけでもすっきりして見えます。

私は子どものカットを卒業した現在でも、時々、夫のもみあげをバリカンで薄く整えています。

後頭部の刈り上げや産毛剃り

襟足が伸びてきたら、バリカンに長さ調整のアタッチメントをつけて少し刈り上げるだけでもすっきりさせることができます。

また、髪の長さに問題がなくても、首に産毛が目立つようになったら、その部分だけをバリカンで剃るときれいになります。

頭頂部から伸びている髪の毛は短く切りすぎるとバランスが悪くなります。

私が子どものカットで最も苦手だったのは、この頭頂部からの髪の毛のバランスでした。

仕上げたい髪型によって長さや切り方は異なりますが、共通して言えるのは、短く切りすぎないこと。

頭頂部からの髪の長さでできる髪型は変わります。

全体のバランスを見ながら調整することが大切です。

いつでもカットできて節約できる!男の子のヘアカットは自宅がおすすめ

ランドセルを持つ男の子の写真

ヘアカットは何度もやれば上達するので、子どもが小さなうちから始めるのがおすすめです。

私も最初の頃は何度か失敗しましたが、髪型に大きなこだわりがない低学年の時期だったので親子関係にひびが入らずに済みました。

もちろん、慎重に少しずつカットして、致命的なミスにならないように気を付けることが大切ですが「いざというときは美容院に行って整えてもらおう」と考えて気楽に始めると良いと思います。

慣れた環境で、良く知っている親に切ってもらう安心感は、自宅でのヘアカットならではの魅力です。

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